先週、市役所から次のような書き出しのお手紙が届きました。
昭和５２年以前に建築された
事業用建物の所有者 様
PCB使用安定器等の保有に関する再調査について
同封のチラシに、PCB使用安定器とは何か、
建物のどこで、おもに使われているか
PCB使用安定器かどうかの見分け方の説明がありました。
今年、夏前にも一度調査があったらしいのですが、
時期的に、義父の退院・施設入所のどさくさに紛れてしまって、
まったく記憶にない・・・
件の建物の所有者は義父ですが、
義父自身は建物の管理をしたことがありません。
帳簿に関することは義母が、
実際の建物の内装工事や設備の交換は
賃貸人の個人事業主さんがおこなっていました。
そして、５０年以上にわたる賃貸期間に、
何人も賃貸人が変わり、何回も建物内部も変わっています。
賃貸をやめてから、もう数年は経っています。
つまり、建物の設備の事を知っている人が誰もいないのです。
それを、店舗の中に入ったことさえ、めったにない
電気設備に関してはまったく素人の私が
自分で調べて回答するなんて、難易度高すぎ！
しかも回答期限が１１月９日（金）。
「無理・・・」と思ったので、市役所に電話しました。
せめて、提出期限だけでも延ばしてもらわないと。
市役所では、地元の電気事業連合会を
紹介してくれたのはいいのですが、
PCB使用安定器の調査依頼については、
もうすでに予約がいっぱいで、ずっと先まで順番待ちだそうです。
（しかも有料）
解体予定の老朽店舗については、窓口の工務店に話をして、
市役所から届いた書類を丸ごとそちらに送って内容を見てもらい、
解体時に安定器を全部取り外して残しておいてくれるように
お願いしました。
