お散歩の途中のだだっ広い田んぼ道、

肩にトンってさ、黄色い葉っぱが存在を示してくれた。

 

風のせいで その葉っぱの掌の重さより 重さを増しているようだった。

 

「ここにいるよ」

 

そうだね、一枚の黄色い葉っぱよ、君は生きているよね。

もはや愛犬はnoリードで 本来犬なんだけれど 実際のところ物凄く犬化している。

 

家にいるときは、私の永遠の赤ちゃんのようなのだが、

散歩に出ると、犬なんだなあ~ とそのものの習性が彼女たちに取り付く。

 

2日前は、君たちと同じような 2羽のカモを二匹で追いかけていた、

少し水のはった 田んぼに足を突っ込んで

クリーム色の毛に黒い靴下を吐いた犬化していた。

 

今日は庭の門の陰に隠れてさ、

存在を消していた猫を わっと追い払った。

 

真っ黒い毛に茶色が少し混じっていた猫だった。

 

 

五日後に韓国に1泊二日でさ、ごっちとある焼肉屋さんに行くものだから、

少しの韓国語を覚えようと、

 

「マシッソヨって覚えようね」 一日一語ということで メモを食卓の箸の横に置いてみた。

 

韓国に触れているラジオをワイアレスのイヤフォンで聴きながらさ、

韓国の女性が、「未熟だから」を、「未熟児だから」って間違えて言うところって、

コリアっぽくって かわいいなあって、一人でときめいている

 

マシッタだ

一人上手だ。