
健常者の見えにくい生きづらさには、なかなか理解が進みません。
「障害がある=困っている」だからと言って
「障害がない=困っていない」というわけではない。外から見える困難がない人ほど「そのくらい我慢したら?」と言われがち。
「背が高いんだから1番後ろの席になるのは当然でしょ?」「別に誰も隣にいなくても困らないでしょ?」「イジメから守るために目立たない席にしてあげたんだから感謝しなさいよ」と言ったところでしょうか。
しかし理不尽な扱いを受けている健常児ほど「こんな事でイヤだと言ったらワガママだと言われる」「もっと大変な人がいるのだから我慢しなくては…」「理由が明白だから文句など言えない」となってしまう。すると本人は声をあげることを躊躇い、周囲も「何とも思っていない」と判断してしまう。
児童は先生に「1番後ろの席なのは背が高いから仕方ありませんが、何故いつも廊下側の席なのですか?1番後ろでも真ん中の席や窓側には何故配置してくれないのですか?」と訴える力も勇気もありません。ましてやイジメられていて、味方になってくれる友人がいない状態なら尚更です。
一見、何の問題にもなっていない子の中にも声を出せずにジッと耐えている子もいる。