頭髪が白く変わるほど悩んで書き上げた
ご主人へのメールや手紙の文章。
実際に、ご主人がその文章を読み終わるのにかかる時間は、
せいぜい数分です。
場合によっては、ゴミ箱に直行することだってあるでしょう。
しかし、
「じゃあ、時間をかけるのも馬鹿らしいから、
2~3分でちょちょっと書いて出せばいい」
という人は、まず失敗します。
ときどき、そのような手紙文・メール文を書いてご主人に出しているのに
「メールや手紙は返事さえありません。効果ありません」
と言う人がいます。
それは、返事を期待するほうが、
少し考えが甘過ぎます。
それで返事がくるというのは
それは、本当にある意味、奇跡の話しです。
この世のどこかにユートピアがあるのではないか?
という、ありもしない夢の世界の話。
このブログを読んでくれている、
ご主人との問題に正面から向おうと考えているあなたは、そういうことを信じてはいけません。
手紙やメールと言うのは、もっと緻密な努力の積み重ねです。
もともと相手は文章を全部読んでくれるわけではないですし、
開封してくれる可能性も低いものです。
そんなことは百も承知で、
折込済みで対策をしなければいけません。
ゴミ箱行きになる手紙をいかに開封してもらい、
「読みたくもない手紙」を読みたいと思わせ
全部読まなくても、
メッセージが届くようにするにはどうするか?
という細部にまで推敲を重ねて
書き上げていかなければいけません。
もちろん、全てのメッセージ文章を
このように細部まで推敲するのは難しいとしても、
最も夫婦関係が緊迫している場面では、
このような細部が結果を大きく変えるのです。
以上、夫婦問題相談室の後藤でした。