【今回の記事要点】
褒めて、承認してあげることが大切。
よく言われることですが、
必ずしもそうとは限らないものです。
ここでは、2つのタイプから
もう少し詳しく述べてみたいと思います。
↓ココから本文
【本文】
人それぞれ自分の評価基準と言うものを持っています。
例えば、ファッション1つを取ってみても、
自分の感性にマッチさえしていれば、
流行や人からどう見られるのか?
など全く関係なと言う人もいます。
また、全く反対で自分が気に入っているカラーだとか
センスだとかという事はおいておいて、
とにかく流行にあっているからとか、
自分のパートナーがこの系統の服が好きだから...
ということが理由で着るものを決める人もいます。
前者を内的基準者。
後者を外的基準者と言います。
つまり、自分の中の考えや感性にマッチするかどうか?が
良し悪しを判断する基準になる人が内的基準者です。
一方、自分の考えではなく、周囲の人の考えや感性を
優先して良し悪しを決める人を外的基準者と呼びます。
仮にご主人が外的基準者だとすれば、
奥さんは頻繁に褒めたり、評価してあげることが大切です。
なぜなら、外的基準者は自分の内側に判断基準を
はっきりとはもっていないからです。
つまり、周囲からの評価がなければ、
「自分は価値がないのではないか?」
などと不安を感じ始めてしまうわけです。
また、内的基準者のご主人を持つと、
基本的には外的基準者のご主人よりは、
評価する事や褒めることは必要ありません。
基準は本人が納得できるかどうか?
だからです。
しかし、内的基準者にも困った一面もあります。
それは、あなたがご主人と違う意見や
ご主人の意見を否定した途端に、
「この人は何をいっているのだ!
物事の良し悪しが分からない人だ」
と、思われてしまうことになる、ということです。
内的基準者は、自分の意見が間違っているとは考えず、
通常は、周囲が間違えている、と考えるからです。
では、内的基準者のご主人に対して、
どういう伝え方をすれば、あなたの意見を聞いてもらえるのか?
方法は複数あるのですが、
その1つはあなたが情報提供という形で意見を伝える、
ということです。
「あなたの考えに参考になる情報があるんだけど、
あなたが決断する前に検討してみては?」
という形で、ご主人に
「あなたが決断したり、選択することは尊重しますが
その際に役立つことがありますよ」
という形で意見を伝えると、
案外、内的基準を持ったご主人でも
意見を受けいれてくれやすいものです。
以上、夫婦問題相談室の後藤でした。
【次回予告】
今週の金曜日の午前11時頃です。
明日は出張のためブログの更新は1日お休みです。
では、楽しみにお待ちください。