男は、罪意識が行動の規制力になっている、
と言われています。
例えば「こんなことをすれば罰せられるのではないか?」
ということが自分を律する力になっているのです。
一方女性の場合、罪意識が規制力になっているのではなく、
"恥ずかしいという不安"が規制力、つまり律する力になっています。
子供に対して接するときも、
例えば、子供がファミレスで騒いでいると、
男性の場合は
「他人に迷惑になるからやめなさい」
と、罪を強調した叱り方になりやすく、
一方、女性の場合は、
「そんなことしたら、恥ずかしいからやめなさい」
というニュアンスが強くなる、
というわけです。
ただ、これは全部が全部こうではありません。
男性が子供を叱るときも、「恥ずかしいから」
というニュアンスも含まれているのですが、
割合として、「罪意識」の方がウェイトが大きくなる
場合が多いわけです。
これらの違いが生まれてくるのは、
「エディプス」感情のリンクしています。
では、エディプスとは何か?
次回、この続きからお話しします。