「なんで、子育てを手伝ってくれないのよ!」
と奥さんがご主人に対してそう言います。
奥さんの言い分はもっとも。
確かに、一人で抱えるには少し負担が大きすぎます。
しかし、ご主人にはご主人の言い分があります。
今は、仕事で大きなプロジェクトを任され、
その失敗したらどうしようというプレッシャーは
とても大きなものとなっています。
子供が生まれ、責任が増したことから、
一層、そのプレッシャーを感じるのです。
ある日、奥さんが、ご主人のご両親に
「~さんは、全く子育てを手伝ってくれない」
と愚痴をこぼしました。
それを聞いた、ご主人のご両親は、
電話で、ご主人に
「どうして手伝わないのだ。父親として無責任すぎる」
などと説教し続けました。
たまりかねたご主人は、
ある日、家に帰ってこなくなったのです。
なぜ、このような事になってしまったのでしょうか?
ここでの一番のポイントは、
周囲の人が、ご主人を「裁くこと」を前提に
話しをしたことです。
だれも、ご主人の事情を理解しよう...
などとは思っていません。
誰か一人でも、それが奥さんであればベストですが、
行動を見て裁く前に、ご主人の事情をまずは理解しよう...
と対話をすることが出来れば、
ここまで問題は大きくならないはずです。
●子育ての負担が大きく手伝って欲しいのに
手伝ってくれない
ということを伝えることは大切ですが、
一方的にご主人を悪党にしてはいけないということです。
裁く前に、事情を聞きましょう。
「いや、うちの旦那はただ、遊んでるだけですよ」
と思うかもしれませんが、
そうだとしても、まずは事情を聞くのを待って
裁いても良いのではないでしょうか?
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