人間の行為というのは、
いい間違い、聞き間違いなどたくさんの失敗に溢れている。
こういう失敗の多くが、無意識が関連している。
例えば、浮気性な友人の結婚式のスピーチで、
「この結婚に心から、お悔やみ申し上げます」
などと間違えてしまう。
これは、単純な間違いではなく、
自分が日頃から思っている無意識が表面化されていったものだ。
こういうのを錯誤行為というが、ご主人との対応に関しても
同じことなのだ。
「この人は、本当に許せない」
と思っていたら、表面的にどんな綺麗な言葉を使っても、
結局、自分の本心がいずれ出てしまうからだ。
だから、自分が相手のことをどう思っているか、
どう捉えているか...
これが何よりも大切なことなのだ。