人というものは、常にいつも自分のものの見方や感じ方で
世界を捉えています。
つまり、現実を現実としては見ていません。
例えば、
「今日は、大事な会議に遅れてしまった」
とご主人が言ってしまった場合、
ご主人にとっては、「遅れてしまい、上司からの評価が気になる」
という意味で伝えたのだとしても、
奥さんにとっては 「慌て者なのね」というように
ご主人の性質につい理解してしまうこともある、
ということです。
つまり、相手が自分と同じように理解をしてくれる、
という保証はどこにもない、ということです。
このような誤解を無くす根本的な解決方法は、
「相手に質問をすること」です。
相手に質問をぶつけることで、
相手が伝えたい情報をより深く理解することが出来ます。
例えば、
「今日は、大事な会議に遅れてしまった」
という話を聞けば、
「それでどうなったの?」
のように話を促すような質問を加えることで、
「いや~上司の怒られて散々だった」
という回答が得られ、焦点を外さずコミュニケーションを
取ることができるようになります。
早とちりな回答はしない・・・
ということですね。