依存の問題や生きづらさを、ご自身を見つめることで解決するお手伝いをします。

ピアカウンセラー MICHIRUです。

 

☆性依存症の方のカウンセリングに関しては、女性の方のみ(トランスジェンダーの女性・LGBTQで身体が女性の方含む)とさせていただきます。

 

男性の方は、自助グループやクリニックにお繋ぎするのみとさせていただきます。

ご了承ください。

 

自己紹介はこちら。

 

自分自身の振り返りと忘備録として書いてます

 

幼少期に性虐待、その後、性被害をうけたことがきっかけで、18歳でセックス依存症を発症した話。

自分の簡単な性の棚卸し。

 

前回はこちらの記事。

性依存症(セックス依存症)と性被害について①

 

 

 

 

性依存症(セックス依存症)と性被害について②

  

 

 

 

 

飲酒の症状が進行し、アルコール依存症の診断をもらう少し前に性依存症を発症しました。

 

今思うと、この時がはっきりした発症でした。

大学受験の日でした。あいかわらずの二日酔いで、試験大丈夫かなと思いながらも電車で試験会場に向かっているときに痴漢にあいました。

いつもなら恐怖と不快感で固まってしまうのが、なぜか、異常に興奮して、その男性を引きずりおろしてホテルに連れ込みたい衝動にかられました。

このときまだ、男性とのセックスの経験はありませんでした。男性と付き合った経験もなし。

なのに、そうなった。

何とか身を離して、別の車両に移り難をのがれましたが、頭と体の両方で起こった衝動がなかなか収まらず、暗記もどこかに吹っ飛び、氣持ちを鎮めるのがやっとでした。

自分でも、なんだこれ?わたしおかしくなった?としか思いませんでした。

 

試験は落ちました。まあ、大学はすべて落ちたので(笑)

 

そのあと、性衝動に見舞われてセックス依存症の発症になったのは専門学校に入った後、居酒屋のアルバイトを始めてから。

それまでは家でただ泥酔する薬物としてしか飲んでいなかった酒を、飲み会で楽しく飲む経験をしてから、外で飲み歩くようになりました。

実家住まいで月10万以上のバイト収入があったので、ほぼ毎日のように飲み歩きました。バイト代は全部酒と過食に消えました。

 

最初のお酒での入院のあとにバイトもどってしばらくしたころ、バイト先の飲み会の参加のあとに、終電がなくなり、アルバイト10人ほどで男性社員のアパートに転がり込みました。

たしか、女性は私ひとりでした。

 

かなりの泥酔状態だったので、部屋について少しだけ飲んだ後、雑魚寝で寝落ちしました。

 

ふと、下半身に違和感を感じて目を覚ましました。

気が付くと、部屋にいるのはわたしとその男性社員のみ。

性器に指を入れられていました。

恐怖で声も出ず、寝ているふりをしました。

さらにエスカレートしそうになり、恐怖で体が固まってましたが、何とか起き上がりました。

セックスをしつこく迫られましたが、なんとかその場を逃げ出しました。

 

誰にも言えず、でも、お酒や過食のためにお金が必要でバイトをやめることもできず、

幸い広い居酒屋で、その人の働いている場所に近づくことなく、3か月以上顔を合わさないようにして何とか働きました。

泥酔して何も考えずに男性の部屋に行った自分が悪いと思い、誰にも言えずに10年以上自分を責めていました。

 

15年以上後の話ですが、自助グループの仲間に初めてこのことを話せたときに、

「MICHIRUには0.01%も非はない。その男性が100%悪い。性器に指を入れるのは完全なレイプ行為。日本ではレイプとは認められてないけれど、西洋ではそれはレイプなのは常識。ほんとに辛かったね。もう大丈夫だよ。」
そういわれてボロボロに泣いて、初めて自分は悪くなかったとわかり、長年の自責から解放されました。

自分が悪かったと悩んで、誰にも言えずに苦しんでいる女性(男性も)は沢山います。

 

これを読んでいる被害者のあなたへ。

レイプは、100%加害者のみに非のある犯罪です。

被害者のあなたには、全く非はありません。

もう自分を責めないでください。

周りが何と言おうと、氣にしないでください。

 

そのあとから、ひとりで飲みに行くと、男性を誘うようになりました。

酔っぱらってくると、どうしてもセックスがしたくなり、気持ちいいわけでもないのに、とにかく誰でもいいのでセックスしたいという衝動が抑えられず、隣に座った男性を誘っていました。

 

酔いのほうが先に回ることも増えて、気が付いたら、知らない男性の部屋にいた、とか、ホテルにいたということが多くなっていきました。

しらふだったら、こんな人は絶対に相手しないというような男性が気づくと隣に寝ていることも何度もあり、自分を殺してしまいたくなることが何度もありました。

それでも、外飲みすると、男性を誘うことは止められず。

 

そのころ、付き合っている男性が2人いました。

同い年のフリーターと、専門学生。私が本当に好きだったのはそのフリーターの、女癖の悪いほう。何人もの女性と関係をもっていました。

彼が初めてオーガズムを感じさせてくれた相手で、彼とのセックスに依存していきました。

今思うと、彼へのセックス依存が原因で逃げられたのですが…。

19歳になったあるとき、彼に会いたくて電話をしたら、つながらなくなっていました。

一方的に振られたと思い込み、死にたくなりました。

 

自分にとっての最大の自傷行為として、レイプされた男性社員を誘い、セックスをしました。

その日の夜に、ため込んでいた大量の精神薬とスピリタス(アルコール度数96%以上)を半本飲み、3日間昏睡。

母は、医師である祖父に連絡。呼吸などを確認して大丈夫だということで、そのまま部屋で様子見をしたとのこと。

意識が戻ったとき、あ、生きてるんだ、と絶望。それから1週間ほどで精神科に再入院しました。

 

その入院から、過食嘔吐が過食オンリーに転じて、どんどんと太っていきました。今思うと自分を守るためでした。

その体型では男性を誘うことができなくなり、セックス依存症はひとまず止まりました。

 

そこから、つい3年ほど前まで、セックス依存症の症状はありませんでした。

 

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