カズブー の ホクホクミュージック -1160ページ目

すーちゃん 最期のメッセージ

おはようございまーす。

では昨日の続きでーす。。。

「私達、普通の女の子にもどりまーす」
と、いったんおしまれつつも引退したキャンディーズ!


時が流れて、
二人は女優、一人は主婦になった、

元キャンディーズのすーちゃんこと、
田中好子さんが永眠されたことは、
もう私が言うまでもありませんが、



告別式の最後に、
死をある程度悟っていた好子さんが、

女優 田中好子として、
皆様へと残したメッセージ、








なんか強く、心の、スケールの大きな人だなぁと、

そして、これは、あくまで私の見方なので、
賛否両論だとは思いますが、


あの男はつらいよのとらさんが、
最後までとらさんを演じきって旅立たれたように、


きっと、スーちゃんというよりは、

女優、田中好子としての、
最後の皆様へのメッセージを残されたのだと、

と同時に、


このメッセージを本当に届くことがないって、
笑い話にしてみせるがごとく、

最後の最後まで病と闘い、
生きて生きて、女優を最後までやりきるのだという、


逆の意味での強い決意を、
私はあのメッセージより感じたことで、


生きていく事の素晴らしさを、
また少し、実感できたのかもしれません。


そして、あのメッセージの中には、
決して具体的な言葉で、細かく語られることはなかったけど、

ご主人のふところの大きさに対する感謝と尊敬と、
誰よりも何よりも、
家庭とご主人を愛しておられた好子さんの気持ちや思い、
そしてそして、


元キャンディーズのメンバーに対する思いと、
暑い友情を感じました。


おそらく、あの二人は、


誰よりも何よりも、
女性としての、親友としての、同士としての、

そして何と言っても、

女優田中好子さんを、
心から信頼し合い、認め、
誰よりも理解されていたのだと思います。



そのあまりにも大きな、偉大なる覚悟と、
己の氏名をまっとうされた、
ある意味いさぎよさ、


これぞ本物であり、
プロたるプロなのだということを、
教えてくださったように思いました。



また、病で苦しい中、
最初に、被災者の皆様へとメッセージを送られたこと、

もし、私が彼女の立場なら、
どう考えても、そのような言葉は出てこないと思います。


人は最後の最後に、
何を思い、何を感じるのでしょうね?



また明日に続きます。