CIVIC EP3に
オーリンズダンパー、ピロロアアーム、
シフトワイヤーリジットカラー、
エンジンマウント、強化クラッチペダル等と
ご帰宅後のインプレを頂きましたので
ご紹介させて頂きます。
現在、CIVIC EP3は前期、後期合わせて3台ユーザー様から
お預かりしています。
その中の1台をご紹介致します。
今回ご紹介致しますのは、CIVIC EP3にお乗りの
大分県にお住いのユーザー様です。
ご依頼いただきましたパーツは足回りを中心に行っています。
エンジンマウントの交換とエンジンのバルタイ補正も作業致しました。
■まず、M&MオーリンズダンパーKITのスペシャルタイプ1仕様に
ハイパコSPの組み合わせ(ダンパーの仕様は打ち合わせ済み)
スプリングレートは65-152-10K フロント
65-152-14K リア を設定しました。
このダンパーは、とにかく足回りにこだわりを持った方で、
サーキットセッティングを重視される方や、
ストリートにおいて質の高い乗り心地を求められる方にお勧めです。
ストレートアームのジョイントブラケットが 最大の特徴。
車高を落としたときの最適なアライメントの適正化を追求した究極 の形です。
フロントは倒立タイプの全長調整式車高調、
リアは正立タイプのネジ 式車高調でどちらも20段減衰力調整機能です。
シリンダーケースは耐久性や強度 を重視したスチール素材を採用。
アライメントは、よりスポーツ性重視の方向で キャンバ角の変更(3度)とステアリングタイロッドでの
トーイン調整範囲を可能にしました。
スポーツ走行、サーキット走行、モータースポーツなどを重視したセッテイングのため、
PCVやDFV機構をあえて使わず、モータースポーツで使用されている初期作動性に優れ、
路面追従性を大幅に向上させた従来の機構にこだわって製作しました。
次にフロントロアアームブッシュをピロに打ち替えです。
フロントコンプライアンスピロとフロントロアアームピロに交換します。
EP3のフロント足回りのジオメトリーの変化を適正値に保つ為、
ゴムブッシュの弱点である加重時の極度の変形をなくす為、
フロントロアアームのピロ化をお勧めいたしています。
この足回りパーツのユーザー様のインプレは?
※まだ馴染んでないと思われる高速道路95%、一般道路5%、合計170km程度走行
での第一印象
①道路の継ぎ目を超えた時の反応と収束は良い。
②スプリングについて、(※オーリンズダンパーとのの総合ではあるが)
感触は良く書かれているリバウンドの柔らかい動き="ハイパコらしさ"を感じる
粘りのある動きをする。
③ダンパーはまずは標準設定値の7クリック戻しで乗っているが、さすがにまだ渋い
のであろう、以前使用経験のあるオーリンズの《ダンパーを意識させない動きの良さ》
には今のところ到達していない。(←馴染んでいないので無理もない)
それを差し引いても前の足回りで困っていた「堅いが落着きの無い」状態は無くなり、
良い意味でどっしりとした動きになり、ゆっくりとした動きに対してもしっかりと減衰
していてとても好感触。
④直進性とステアリングの戻りがとても良くなっている。
ブッシュのピロ化について音が大きすぎるとかゴツゴツ感が酷いという感じは全然しない。
軽快さなどその他の動きについては、もう少し走って馴染みが出たころに再インプレを
出来ればと考えています・・・。
■次にフロント、リア足回りのボディ強化として定番の
フロント、リアのタワーバーの装着です。
このパーツのユーザー様のインプレは?
まだ普通に公道走行での移動結果の感触だけで、さらに足回りと同時施工
なので単体評価は難しいが、ボディーの"よれ"は確実に減ったと思う。
■次に装着パーツは、シフトブラケット本体を交換と、
只今好評発売中で評判のシフトワイヤーリジットカラーです。
このパーツは、
シフトレバーのニュートラルポジションの遊びを無くし、
シフトゲージの位置が的確に把握できる、FRミッション(S2000)のような感覚で
シフトチェンジができるアルミ製のシフトワイヤーリジットカラーです。
サイドストロークとシフトストロークの大小2個のアルミカラーで構成されています。
各シフトポジションが明確に分かりダイレクトにシフトチェンジ操作を行え、
その感覚のシフトフィールはショート化された様なダイレクト感を感じ取りながら、
サーキット走行やスポーツ走行時に素早いシフトワークを要求されたときに
シフトレバーの位置をストレートに感じ取れ、シフトポジションの曖昧さがないため、
シフトミスを最大限に減少できます。
シフトレバーの「グニャグニャ感覚」「どのギアにも入る曖昧さ」が無くなり、
シビアなシフト感覚が気持ちよく、特にコーナリング中のシフトアップ、ダウンが安心して選択できます。
このパーツのユーザー様のインプレは?
シフトブラケットの更新によりガチャガチャ音は当然なくなり、あそびも
無くなった。しかしそれ以上に効果大なのが
「シフトワイヤーリジットカラー」。
①「アルミシフトブラケットリジットカラー」は以前装着済で、カチッと感が
増加してとても良かった。それでも以前はまだセレクト側のストロークの
最後のところで曖昧な"グニャッ"と感があり、もうひと押し必要だったのが
無くなっていて、きちんと止まるようになった。
②それにより無駄な力が不要になり《グイッ~グッ》だったのが → 《コク~コクッ》
と楽に操作できる様になった。
③さらに!!…操作時に引っかかりがなくなり、すごく "抜きやすく"、"入りやすく"
なった!!。これはつまり、今まではきちんと"押し引き出来ていなかった"のだと思う。
理想的とまでは言わないが、節度感のある良いシフト操作ができる様になった。
■次に装着パーツは只今EP3だけでなく、
CL7を筆頭にDC5、FD2、FN2、S660、S2000など
車種を選ばず売れているのがこの「強化クラッチペダルASSY」です。
クラッチペダルの取付け部のブラケット強度不足により、
長年使用し続けるとクラッチを踏み込むたびにキシミ音が出てきます。
また、強化されたクラッチカバー、ディスクの装着による強度不足が純正クラッチペダルの
フレームでは耐え切れず、素早いクラッチミートや、繊細なクラッチワークが必要な、
サーキット走行においても、ハードなシフトチェンジによるクラッチ操作の
過大な負荷に耐え切れずブラケット本体の弱い箇所に歪がでて、
最終的に亀裂が入ったりする場合もあります。
この強化クラッチペダルは、ブラケット本体は立体成型の2mm厚の鋼材を使用して
補強を施し各部位を溶接により強化クラッチの重さや乱暴なクラッチワークにも耐えうる
強度を保持しています。
強化クラッチペダルは、フレームの強化ですので、タッチが重くなることはありません。
クラッチ操作でフワフワした頼りないクラッチワークが強化クラッチペダルに交換することで、
クラッチの繋がる瞬間が分かり易く、とても良い感触でクラッチミートがスムーズに楽に行えます。
このパーツのユーザー様のインプレは?
高速道路がほとんどで操作回数は少ないが…
①踏んだ感触は硬いどころか柔らかさを感じる。
②ストロークが安定し、切れ・繋がり位置がわかりやすくなった。
③繋がり部分がわかりやすくなったので半クラ操作性は上昇。
④"切れ"が良くなりミッションの入りが格段に良くなった。
(やはりクラッチの影響もあったか…?)
※フルード交換(エア抜き)の効果も含まれます。
■最後にステンメッシュブレーキライン タイプ2のステンレスです。
このパーツは特に説明は必要ありませんね。
とにかくスポーツ走行されるユーザー様には必着のパーツです。
このパーツのユーザー様のインプレは?
ホース交換の効果はズバリ!「あり」です。
①踏み込み時はコントロールしやすい。
②踏んだ時の逃げがない分?、抜くとき(特に最初)に反応が良い
③イメージのある"タッチがガチガチ"にはならない。
M&M HONDA様
先日はEP3の様々な改造・調整等、有難うございました。
さて、帰り道とほんの少しの街乗りではありますが各所変更後の
ファーストインプレッションをお伝えいたします。
印象は【シフトワイヤーリジットカラー⇔強化クラッチペダルASSY】
の様にほかのパーツの交換の影響も受けており、思うままに記しています。
以上になります。
細かなインプレッションを頂きありがとうございます。
このブログを多くのユーザー様が読んで頂き、
少しでもお役にたち参考になれば幸いに思います。
今回の装着パーツについてご質問等がございましたら
お気軽にお問合せ下さい。
ありがとうございました。