FIT GD にリアタワーバーの装着です。
今回は、山口県からご来店頂きました、
サーキットタイムアタック専用のFIT GDで、
オートポリスサーキットを14秒台で走られるユーザー様です。
今回装着頂きましたパーツは、リアのタワーバーです。
このタワーバーは特殊なタワーバーで、
リアピロアッパーマウントに直留めするタイプで、
オーバルシャフト形状のストラットタワーバー タイプ2です。
CIVIC FD2 MUGEN RR FN2 CR-Z FITの車種に対応しています。
リアの専用ピロアッパーマウントに装着する、弱点であるリア足回りの構成と形状によりボディ
の剛性不足により、リアの挙動が安定しない事で、その弱点を大きく改善する方法が、リアピロ
アッパーマウントとリアタワーバーの組み合わせです。
この2点は、ダイレクトに直接繋がっており、ボディ剛性アップは当然ですが、ピロアッパーに
よりダンパーの性能を十分に発揮させる構造を持っています。
純正の場合、リアダンパーはゴムブッシュマウント1箇所1点で車体に固定されています。
この取り付け方法は、ステップワゴンやストリーム等の箱バンと同じ様な構造で、初期の動きが
純正ゴムブッシュ1点で留まっているため、極度の剛性不足に陥り初期の動きが緩慢になりピョコ
ピョコ跳ねたり、車高調整の強化されたダンパー装着においても、その動きを抑えることにな
り、リアタイヤからの路面状況を的確にドライバーに伝わりません。
リアピロアッパーマウントとタワーバーの装着により、ボディ剛性アップとピロアッパーマウン
トにより車体に固定されますので、ダンパーの初期の動きを逃がさず感じ取れますので、純正ダ
ンパーから車高調整ダンパーまで、ダンパーの性能を100%引き出すことができます。
今回のユーザー様も前回ピロアッパーマウントの効果を実際に装着頂き、
その効果を体感され、さらにタワーバーの装着でリア周りの剛性を
高めるために装着頂きました。
次回のサーキット走行でその効果が現れ、更なるタイム更新を期待しています。
今回はありがとうございました。