![$「ホンダのほんき!」](https://stat.ameba.jp/user_images/20101123/14/mandm-honda/d9/50/j/o0600040010876360578.jpg?caw=800)
シビックEP3
K20Aチューニングエンジンの製作です。
今回のEP3ユーザー様車両は、走行距離が13万km走りこみ、
エンジンのパワーダウンが乗って分かるくらいに、
疲労していて、まだまだ永く乗り継いでいきたいとのご要望でした。
![$「ホンダのほんき!」](https://stat.ameba.jp/user_images/20101123/14/mandm-honda/6d/81/j/o0600040010876361893.jpg?caw=800)
![$「ホンダのほんき!」](https://stat.ameba.jp/user_images/20101123/14/mandm-honda/2d/d0/j/o0600040010876360579.jpg?caw=800)
K20Aエンジンのチューニングポイントの一つが、このクランクシャフトです!
仕様は、2.0に設定。
パーツは、ピストン、コンロッドを
コスワース製の鍛造を使用して、
高回転に対応できる、強度、精度を確保しました。
あとは、ハンドメイド作業で、徹底した、軽量、バランス、研磨作業です。
その後、精密組立てに入ります。
1個1個の各部位のバランスが、組み上げてから、最も重要な要素になります。
![$「ホンダのほんき!」](https://stat.ameba.jp/user_images/20101123/14/mandm-honda/06/a7/j/o0600040010876360580.jpg?caw=800)
![$「ホンダのほんき!」](https://stat.ameba.jp/user_images/20101123/14/mandm-honda/59/37/j/o0600040010876361296.jpg?caw=800)
上記画像2点が、F1でも有名な、コスワース製、ピストン、コンロッドです。
当然、エンジンブロック、エンジンヘッドも、
ダミーヘッド使用して、精密測定、加工、研磨・・・・・多数、
作業項目、精密組立て等がありますが、
細かなことは、次回にご報告するとして、
今回は、コスワースピストンとコンロッドの
純正との比較写真を公開します。
K20Aエンジンは、パワフルで、低速からトルクフルで、
良く回る良いエンジンですが、
特に高回転の場合、コンロッドの弱さが目に付きます。
写真では、その形状を比較頂けたら、よく分かると思います。
![$「ホンダのほんき!」](https://stat.ameba.jp/user_images/20101123/14/mandm-honda/56/d1/j/t02200147_0600040010876361897.jpg?caw=800)
![$「ホンダのほんき!」](https://stat.ameba.jp/user_images/20101123/14/mandm-honda/5d/2b/j/t02200147_0600040010876361896.jpg?caw=800)
![$「ホンダのほんき!」](https://stat.ameba.jp/user_images/20101123/14/mandm-honda/e7/e5/j/t02200147_0600040010876361892.jpg?caw=800)
![$「ホンダのほんき!」](https://stat.ameba.jp/user_images/20101123/14/mandm-honda/f4/67/j/t02200147_0600040010876361891.jpg?caw=800)
![$「ホンダのほんき!」](https://stat.ameba.jp/user_images/20101123/14/mandm-honda/2f/1e/j/t02200147_0600040010876361300.jpg?caw=800)
純正ピストンとコスワースピストンの比較画像
![$「ホンダのほんき!」](https://stat.ameba.jp/user_images/20101123/14/mandm-honda/90/88/j/t02200147_0600040010876361299.jpg?caw=800)
![$「ホンダのほんき!」](https://stat.ameba.jp/user_images/20101123/14/mandm-honda/20/b3/j/t02200147_0600040010876361298.jpg?caw=800)
![$「ホンダのほんき!」](https://stat.ameba.jp/user_images/20101123/14/mandm-honda/2c/62/j/t02200147_0600040010876361297.jpg?caw=800)
![$「ホンダのほんき!」](https://stat.ameba.jp/user_images/20101123/14/mandm-honda/35/ae/j/t02200147_0600040010876360585.jpg?caw=800)
![$「ホンダのほんき!」](https://stat.ameba.jp/user_images/20101123/14/mandm-honda/5c/27/j/t02200147_0600040010876360584.jpg?caw=800)
純正コンロッドとコスワースコンロッドの比較画像
今回、EP3 13万Km走行エンジンの分解で分かった事の一部は、
バルブ、バルブシートに傷が多数見受けられ、
ガイドに至っては、ガタツキや歪も発見できました。
これでは、カーボンスラッジが多く付着して、
圧縮漏れを起こし、燃焼効率を悪くして、
パワーダウンに結びついています。
程度としては、かなり悪い部類に入ります。
この内容は、納車時に、分解作業の工程画像をCDに収め、
お渡ししていますので、ご自分の目で確認できます。
なかなか、自分の目でエンジンの中を見ることはできませんから・・・・。
これは、今まで沢山のお客様にも、大変喜ばれています!