家系図を書くと今が見えた
脈々と続く血の連続が先祖と子孫ならば、子孫のことを考えるのは先祖を考えることなのかもしれない。
今年の中村信仁プロデュース「営業の魔法ノート2014」には家系図を完成させるページを追加しました。
先日、数人でノートの記入事例を見せ合っていた時のこと、「家系図をまったく書けない」という一人の先輩がいました。
その先輩は普段「子供たちにツケを残すな」とか「自然は未来の子供達からの預かり物」などと叫んで「原発反対」という運動を補助金やら助成金やら寄付やらで賄い生計を立てています。
要はある意味私と真逆にら立っているような人。普段から、なんだか胡散臭い人だなとは思っていましたが、その時色々見えたことがありました。
聞いてみると、今まで墓参りなど行ったことがないというのです。親の命日も曖昧……。祖父母の名前もあやふや……、まして顔すら知らないと。
それでいて、「子供たち」と叫んでいる。子供たちの代には自分が先祖になっている。先祖を粗末にしている人が、自分が先祖になった時のことを今必死になって叫んでいる。
家系図を書いていて……、未来も大切かもしれないが、それより、自分が暮らす近所、地域、町を、そして今を考えることがまず一歩なのだと確信しました。
先祖に遡り思いをはせると、そんなことを現実的に思考する自分と出会ってしまったのです。
中村信仁