エンジェル・シェア
ウイスキーは樽でねかせている間にドンドン蒸発してしまうらしい。
5年で半分、15年で3分の1まで減ってしまう。
この減った分を「天使が飲んだ」という意味で angel share とイギリスで言う。
素敵なことばですよね。
余分なものを飛ばし、熟成され濃厚な液体だけが樽の色に染まって残る。
月日をかけて美味しいウイスキーが作られる。
味のある人っていますよね。
若くして味のある人が現れないのは、やはり人間も味を出すには歳月が掛かるからなのでしょうね。
人生の中で天使に余分なものを取り除いてもらい、人として深みが残されていく。
失うものがあってこそ、私たちは味のある人間になれるのかな、と最近感じるようになりました。
今、この「エンジェル・シェア」というタイトルの本を書いています。
来年2月には発刊される予定です。
また、ぜひ応援して下さい。
中村信仁