ベンチャーに生きる男、小林正幸さん
彼に初めて会ったのは二年前。
彼がまだ学生だったとき。
背が高く、髭の濃い男で、「朝、髭剃った?」と聞くのが、みんなの合言葉になっていた。
最初の印象は、無口で愛想のないやつだなぁ~と。
何度か交流しても打ち解けることもなく、どこか他人行儀だったのを覚えています。
数ヶ月後、北海道の一次産業を体験するために、学生10人と富良野のメロン農家へ合宿に行きました。
遊び半分のノリで参加していた学生たちの中に小林君も参加していました。
そして、僕は感動させられたのです。
小林君は、朝4時からの農作業に、無言でモクモクと働き続けていました。
本当にモクモクと。
ハウスから納屋へメロンを何十往復と運び続ける作業。
一個一個のメロンを、コツコツと手で磨き上げる作業。(一日、2千個の数です)
大きさによって一つづつ選別する作業。
ダンボールの組み立て。
箱詰め・・・etc.
「こいつはすごいヤツだな・・・」 小林君の働きぶりを見ながら、心の底からそう思いました。
彼が無口だったのは、考えが深かっただけす。
彼が無愛想だったのは、心が極端にピュアだったからです。
そして、他人行儀だったのではなく、非常に礼儀正しく、先輩に対して敬意をはらう男でした。
真っ直ぐな瞳を持ち、誰よりも熱く心を燃え立たせていました。
私は彼を大好きになりました。急接近した付き合いにもなりました。
就活相談、恋愛相談(これは重かった。本当に辛いハードルだったね。笑)、将来の夢、生き様・・・。
今、彼はベンチャーに生きています 。
理不尽なことと戦いながら、やはり愚痴一つこぼさずに。
すごい若者です。
笑顔塾の卒業生で、一番成長した男かもしれない・・・。
こういう男に、追い越されていく人生もいいものかなと、本気で思える自分がいます。
