昔は音痴という言葉は
普通に耳にしていたけれど
今は「調子はずれ
という言葉を選ばれるようです。

私はレッスンの中で
ソルフェージュを
とても重要視しています。
初期のころ記事にしています。


呉暁先生の
リズムとソルフェージュの
ソルフェージュ課題で
ピアノを弾きながら歌う
というのをやってみると
ピアノの音とは全く違う音程で歌えたり
教材の歌詞のついた曲を歌う際や
音名唄しながら弾く際に
ピアノの音とは交わらずに
違う音程で歌えたり
という子に出会います。

調子がはずれていると
こちらとしては
ムズムズ気持ちが悪い感じですが
それは音痴ではなくて
耳に入ってくる音と
声の高さを合わせるということを
それまで意識してこなかったり
必要なかった場合
ただ経験値が少なかっただけ
なのではないかという子もいるのではと。

ピアノを習い始めて
最初は調子が合わなかった子達も
2年、3年経って

あ、この子合うようになってるキラキラ

と気づくことが
また最近複数人重なりました。

簡単な書取り聴音も
びっくりするくらい別の音を
書いていたのが
不思議とそれも聴き取れるように
なっています。

やっていくうちに
ピアノと違う音程で歌うことの方が
かえって難しくなるものです。
耳が育つってことなのでしょう。

ピアノを習うと
正しい音程で歌えるようになる
手助けになっていると思います。


暮らしに音楽キラキラ食べるのがもったいないねハート