自分の子育ての頃は日々に必死で
全く余裕がありませんでしたが
子が母となり、そう、孫が誕生し
子供と音楽に携わる視点で
感じたことを書き留めておこうと思います。
泣かないで〜
赤ちゃんは泣くのが仕事
そうは言っても
あまりに泣かれると
お手上げしたくなるもの…
泣く子を預かりあやしながら
数年前に乳幼児の発達について
学んだことを思い出していました。
天井から吊り下げられている
オルゴールメリーは
赤ちゃんの視覚と聴覚の発達に
とても理にかなっている☝️と。
物音にビクッとしたり
確かに聴覚は働いている。
昔の人はどうしてたのかなあ…
そうだ、子守唄だ
子守唄って何があったかなあ。
ね〜んねんころ〜りよ
おこ〜ろりよ〜
うーん、ちょっとなあ。
ね〜むれね〜むれ
母のむね〜に
私母じゃないしな。
そこで浮かんだのが
『ゆりかごのうた』
伴奏をやらせていただいていた
女声コーラスで
よく取り上げられていた歌でした。
ゆりかごのうたを
カナリヤがうたうよ
ねんねこ ねんねこ
ねんねこよ
なんとこれが効果覿面
『こもりうた』は
こんな風に泣く子をあやす策として
自然と生まれたのかもしれない…
赤ちゃんが泣いて困っている
お母さん達に教えてあげたい
なんて思いながら
口ずさんでいました。
それから娘も
寝かしつけソングとして
よく歌っていましたね。
オルゴールメリーに纏わる思い出。
子供の頃
お隣りに赤ちゃんが産まれて
そのオルゴールメリーを初めて見た時
ザ、昭和のそのカラフルさと
音楽を鳴らしながら回転する
その斬新なオモチャに
とてもカルチャーショックを受けて
うちにはないものを
とても羨ましく感じたのを
なぜだか覚えています。