今回の発表会には
私なりの複数の意図がありました。


そのひとつ。
純真な子ども達は
あのピアノを弾いて、聴いて
どういう反応をするのか
どう感じるのか
見てみたいと思ったのです。




自分はこの年になって
初めて触れて
聴いて感じて泣けて
音楽、音、ピアノに対する気持ちが
大きく変わりました。


子供達の年齢で
体感したらどんな反応を示すのか
感じないのか…




未就学の子が
リハーサルの際
何度も何度も自分から
弾き試していました。
それまでに見たことのない姿でした。


2度目のリハーサルの日
「いい音がするように
お家でも指の形に気をつけて
練習してきた。」
とびっくりするような良い音で
ピアノを鳴らしていました。


この子は何か感じたかな
ピアノを弾くこと
音を鳴らすことが
楽しくなっているなあ
その変化に立ち会えたことが 
とても嬉しかったです。


いつか
あの時のピアノ
いい音だったなあと
懐かしい想い出になれば
私も幸せです。