お水が欲しい時には
日照りが続き
乾かしたい時には
長雨…
なかなか上手くいかないものです。
食べる分だけですが
お米を作っています。
大人の生徒さん
Mさんに
「ピアノの先生が
田んぼをやられるなんて…。」
と何度か仰って頂きますが
懲りずに今日
午前中作業してきました。
稲刈りに向けて
田んぼを乾かさなくてはいけないのですが
雨でぬかるんでいます。
少しでも水が引いて乾くように
少しでも風が通るように
溝の草を根ごと引き上げ
稲の根元に近い畦の草を刈るの巻
第2日目。
作業をしていると
オジサマに話しかけられました。
「なんで草刈り機でやらん
」

草刈り機を操れるようになったら
全部自分でやらなくちゃならなくなりそうで
敢えてそこには踏み入れず
この文明の発達した今時
カマで手作業〜

「それ道具が違う。
草刈りカマっていうやつがあるで
」

はい…存じあげておりますとも。
数年前に草刈りカマで作業していたら
スパッと指が切れまして
後痛くて治るまで難儀したので
手の安全を選択して
専らノコギリ鎌を愛用しています。
…誰も関心ないですよね(笑)
多少太いものや
茎の硬いものも
ギコギコギコって切れるので
優れものなのです。
ギコギコの分
スカッと切れることがないので
指に優しいと私は思います。
主人がやらないからとか
やらされていると
誤解されていないかと
そこがちょっと気になりますが
田んぼ作業をするのは
自分の為なんですよね。
この後もし
稲が倒れてしまったり
水が引かなくて
稲刈りの時迷惑をかけたりしたら
「ああやっておけば良かった…」
と絶対後悔するので
だったらやるだけやっておきたい
そう…
自分の気持ちの問題なのです。
えっちらおっちら手作業して
水を引かせようとしても
なかなか簡単にはいきませんが
太陽がニコニコ照らしてくれたら
乾いてしまうので
かけた労力と時間はなんだった?!
となりますがいいのです。
農作業するには
午前中にレッスンがない日
更に
午後も出来れば
遅いスタートの日を選ばねば
なりません。
シャワーして
グダッとする時間がいるので。
なんとか終えて記録しています。
あまり綺麗に見えないけど(笑)
溝は北から南まで開通〜
さて本題

上着を脱がせようとする風さんと
上着を脱ぎたくなる太陽。
お盆休み明け
すごく上手くなっていて
びっくりした子が何人もいました。
「練習してきてね。
練習しなくちゃだめだよ。」
ではなくて
自分の意思で向かえば
見違えるほど短期に
出来てしまうものだなあと
本当に感心し
嬉しく聴かせてもらいました。
もっと厳しくしてもらいたいと
と思われるお母様方も
いらっしゃると思いますが
私はできれば強制せずに
弾きたいという気持ちで
向かって欲しいという考えです。
音楽はいいもんだ

午後も穏やかに…