自分の仕事について
深く考える機会を得ました。

昨年の秋
高校生からインターシップの依頼を
受けました。

個人で行なっている仕事。
言ってみれば我流な訳で
日常をお見せできるような自分でもなく

考えた末
お受けすることにしました。

理由のひとつは
教室の卒業生だったこと。
色々な選択肢がある中で
自分に連絡してきたということに
本人にも
私にも
何か意味があるのではないかと
思えたからです。

1日5時間 × 3日間。

当日を迎えるまで
何をやってもらおう…
というより
自分が何をしようと考え巡らす日々。


学生時代
中学に教育実習に行くに当たり
恩師を頼ったことがあります。

その事前相談した際
「はっきり言って
本当に先生になる気がない人には
現場としては来てもらいたくない。」

と教師側の本音を聞かせて下さいました。
当時の私の中の選択肢は
音楽の先生か
音楽教室の先生だったので
なる気は勿論あって行きました。


その時の先生の言葉が
フッと浮かび

自身の中から湧いたのは
ピアノの先生に例えならなくても
普段の暮らしや
これから先の人生や
どんな仕事にも
相通じることが一緒に出来れば…
という想いでした。


つい先日
受け入れ日がやってきました。


何をするというよりも
なんでそれをやっているか

こんな風に思ってる。

中にあるものを
ポソポソと話しながら
一緒に時を過ごしました。


5時間も
3日間も
どうしよう

という心配をよそに
本当にあっという間の時間でした。


時折
自分の子供に接している錯覚が
訪れました。

大切にしていること
大切に思っていること
大切にしたいこと



3日間を経た私の学び。
環境を整えることの大切さ
人生ずっと勉強は続くこと
自信が持てない時は自分が学ぶ
子供達へ愛情を持って接することと
誠実であることについて


改めて自分の仕事について
考えるいい機会となりました。


学校を経由して
お礼状が届きました。


便箋にびっしり詰まった
彼女の誠実さ溢れる文字を見て
ジンとするばかりでした。
10回くらい読んじゃった照れ



足りない自分も受け入れながら
これからも模索して
生きていきたいと思います。

感謝ですクローバー