今日とても考えさせられる
出来事がありました。


レッスン室に入ってきて

ピアノの前にスタスタ…



レ ミ レ  ミ  ピンク音符


これはよくある光景ひらめき電球
(エリーゼのためにだなあ…)


それからいつも通り
出席カードにシールを貼り

…中略


ピアノの時間ピンク音符

まずはリズムうち

必ず自分で楽器を取りに行く…(笑)

「手でいいやん爆笑

と言っても首を振られ
楽器を運んで来る。


「ほらほら今日の見て〜
今日のは両手だから
楽器なしでいいよ〜」

お構いなく楽器をお持ちになり(笑)

ナイスな選択で
マラカスを持ってきていたので

「片手ずつやって
これ2つの手で出来るといいね〜」

と言うと


「できるよ!」


と最初から両手で
左右で違う複リズムを

器用にマラカスで
鳴らしてくれました。

(力ついてるなあキラキラ



「すっごーいキラキラ
すばらしいね〜!」


ニッコニコ照れ




そのあと思い出したようにまた例の

ミ ♯レ ミ ♯レ  ミ  ピンク音符


を弾き

「このつぎがしりたいのやて〜」

と言いました。


「それはこの曲だね〜」


『エリーゼのために』
のさわりを
弾いてあげると

もう目はキラキラでおねがいおねがいおねがい


「このつぎをおしえて」


シレドラ〜

食い入るように観察
ミ ♯レ ミ ♯レ  ミ  から
弾いてみている


「そのつぎは?」


ドミラシ〜

食い入るように観察
ドミラシ〜


「つぎもおしえて!」


ミ♯ソシド〜

食い入るように観察
ミ♯ソシド〜


それから何度も
最初から
自分で弾いてみる。



「りょうてで
ひきたいのやて〜」


「左はね ラミラ〜 って弾くんだよ。
届くかなあ。」


ラミラ〜


弾く様子を見て
手が大きいことに気づきました。


そんなやり取りをした後


「まだむずかしいよ。
楽譜分かるかなあ。」



「これのがくふがあったら
いいのにね!

ほしいのやて!

りょうてでやりたいのやて!

ずっとつぎがしりたかったのやて!」



年中さんです。



「本当にやりたいの?
本当に楽譜欲しいの?」


「うん!」



それから又覚えたての
ところを何回か弾いて
椅子からおり


「たのしい! 
たのしい!

た〜のしい!
 た〜のしい!」


とピョンピョン跳びはねました。


これが名曲の持つ力なのかな。
名曲にふれる喜びなのかな。



基礎から順に
教本を進めて積み重ねていく
大切さの一方で

この溢れ出す欲求
名曲に触れる喜び

なんだかこれも
すごく大切にしてあげたいもの
のように感じて


年中さんの姿から
ずっと考えさせられています。


今ご縁をいただいている先生と
レッスンの中でよく
名曲の持つ力 美しさ 素敵さ
を語り合います。


喜び弾ける年中さんの姿に
私は課題をもらいました。


指導者として
本当に日々が学びの連続です。


た〜のしい!
た〜のしい!


跳びはねる姿に
幸せを与えて貰いましたハート


さて…





おまけ。
記事とは関係ありませんが…


↑ママの年齢から私の年の予想を計算する小2(笑)
ハズレだよ!