レッスンが始まって
一曲目を弾いた瞬間から
いや、もっと言えば
レッスン室に入ってきた時から
お家で弾いてきたか否か分かります。
コンクールに向け
頑張っている
ちゃんに

前回、仕掛けをしました。
「25回ずつ弾いた!」



演奏が生きていました

思わず握手してしまいました

自ら意識して弾くことを
体得してきたのを感じて
本当に嬉しく聴かせて貰いました

発表会前
なかなかエンジンがかからず
ハラハラさせてくれた
ちゃん。

ステージを経験しての
充実感と
きっと生活の中で
何か感ずるものがあったのでしょう

今週ただ弾くでなく
前向きに弾いてあることを
感じました。
彼女を動かしているもの…
今、その時かなあと
「何かやってみたいものはない?」
「学校で歌っている伴奏がやってみたい!」
そんな風に発する
ちゃんに

嬉しくてたまりませんでした

次回から挑戦することにしました

卒業に向けて
みんなで歌う場を企画。
前回その伴奏譜を
持ってきました。
先生から受け取った伴奏は
同じ曲でも難しいアレンジ。
リズムも細かく
調号もいっぱいついてる。
どうだろう…
一年、二年前まで
音取りを一緒にして
そこまでを弾いてくるという
感じだったように思います。
「どお?どんな感じ?」
弾く前に尋ねると
「ここまでやってきた!」
一緒にやったより先まで
自分で譜読みして
両手で弾いてきていました

「弾きたい!
完成させたい!」

これまでポピュラーも数当たり
複雑なリズムも
読み慣れ、体も慣れ
経験値が上がっていることも
手伝ってのことでしょう。
ピアノに限らず
勉強もそう
仕事もそう
やるのは自分
やらされてる
受け身のうちはダメで
大人の言葉
他人の言葉ではなく
本人自ら湧くもの
その力には敵わないと思います

難しい曲
易しい曲
そういう類ではなくて
数小節の曲であっても
本人の意志のある演奏には
心惹かれます
