先週レッスンの中で
物凄い癇癪(かんしゃく)を
起こした子がいました。
活字ではあまり上手く
表現できませんが
「ん゛あ゛〜 〜 〜 」
という感じかな。
怒ってる(いかってる)?
怒ってる(おこってる)?時に
悪いのですが…
そんな様子を見て
私が大笑いするので
目を白黒
させて

癇癪が収まり
また弾いては癇癪。
また私が笑う。
何度か繰り返しました。
「お゛しえてよ〜 〜 〜 」
「いや、いや、
先生は教えないよ
絶対、負けない(笑)」
「ん゛ 〜 〜 」
また諦めて試みる。
これまでにない機能を使うとき
例えば今回は
複リズム プラス 音も
同時に見なくてはいけません。
そしてその伝達を
指で表現しなくてはいけません。
本当に分からない訳ではなくて
ちゃんと時間をかければ
音も読める。
マネさせれば簡単だけど
それではいつまでたっても
前に進めない。
この癇癪を越えた先に
出来る日がくる!
今まで出来なかったことが
出来るようになる
大事な癇癪だっ

そういえば☝🏻
ピアノを始めて数ヶ月で
発表会に出た女の子も
バイエルが嫌だと
怒っていた男の子も
癇癪を乗り越え
今ではちゃんと
出来るようになっています。
癇癪を起こしてる時
こちらが怒ったら逆効果
何度でも笑おうじゃないかっ

馬鹿にした笑いではなく
そんな姿が愛おしいと思ってる笑い

別の子が
「いみわから〜ん
」

と言いました。
その「いみわからかん」の
『意味が分からない』意味が
私には分かったので
「あはは そうだね
」

と噛み砕いて説明しました。
分かっている上での
癇癪なのか
本当に分からないのか
その見極め
子供達をよく見てること
観察してること
日々が修行
子供達に教えられ
試されてる感じがします。
忍々
