私にとってレッスンする上で
転換期となったのは
朧げに感じていたものが
『シナプス』であると知ったこと。
子供達が
「これはやらん」
と言ったり
他に気を逸らそうとしたり
じっとしていられないとき
目の前の課題が
難しいと感じているから
楽譜の理解についてもそうだし
肉体的なもの
その動作をする脳の回路が
まだ繋がっていないからなんだと
そういう目で
そういう気持ちで
接していると
ん〜









と頑張って
何度もやろうとしている姿
ん〜









と自分自身に苦々しく
もがいている姿は
とてもとても愛おしい

春スタート組さん達は
今まで使っていなかった回路を
今一生懸命繋いでいるところです。
一年、二年やってきた子達が
ちゃんと出来るようになっているから
絶対できる!
だから大丈夫!
という気持ちで見つめています

2年、3年目になっても
苦手なことだってあるし
少し時間が必要なこともあります。
先週、ちょっと苦しんでるな…
と感じていた子。
春は環境の変化もあるし
ちょっと今週は緩めてみようと
策を練り
レッスンの初めに
ノートをしました。
私の中には
音符の上がり下がり
模様読みが
もっと得意になるといいなという
秘めたる目的を持ち
「ジャンケンポン
」

なんか楽しそうと匂わせて
勝った方から音符しり取り

1ページ分
交互に音符書きをして
ピアノの前に。
気持ちが緩んだのか
今日はとてもスムーズで
色々なことに前向きに
明るいお顔で頑張っていて
すごく嬉しかった〜

脳の回路を繋ぐことを意識して
言葉をかけると
とても効果があることを感じます。
ここ最近の私も
沢山の曲数を抱えて
もがいています

でもそれも弾けないところは
脳を意識して練習し
傍らでもがきを楽しんでいる自分も
いるような気がしています。
私も責任を伴った宿題がいっぱいです。
みんなと同じだよ。
一緒に頑張ろう
