久しぶりに小説を読みました。
気付けば手に取る本と言えば
レッスンに関わる本ばかり…
先月のはじめに
生徒さんのお母様から
この『羊と鋼の森』を読まれ
ふっとメールをいただきました。
発表会が終わり
やっと手にし
そして読み終え
感動…という言葉では表せない
なんだかいっぱい…湧いてます

そのお母様から
ピアノを弾けなくなっても
ここに通って欲しいと思っている…
その言葉を目にし
ずっと心で巡っています。
先日、あるお母様から
メールのやり取りのあと
アナログのお手紙をいただきました。
それを読み
私に夢が湧きました

絶対叶えたい夢。
ママを元気にする曲を
いつかプレゼント出来るように
この子を温めたいと思いました。
レッスン後、
あるお母様とお話しました。
それは共通する母としての話。
ただ聞き、話すだけ
それでものちに
スッキリしました!と
ちょっと元気な文字に
良かった
と思いました。

新しくレッスンを始めた女の子。
大人の物差しに当てはめると
自分の意思を伝えることが
まだ苦手と捉えられるのかも。
レッスンしながら
小さなニュワンスが
分かってあげられない自分でごめんね
という瞬間が何度か訪れます。
カスタネットとトライアングル。
カスタネットを叩いたあと
自分もトライアングルをやりたいと
すごく伝えようとしているのを
感じました。
何度も何度も
嬉しそうに
その曲でトライアングルを
響かせていました。
なにを感じているのかな…
どんな風に聴こえているのかな…
大人になった自分は忘れてしまった
何かを感じてるんだろうなと
トライアングルに気づけて良かったと
なんだかしみじみ思いました。
小さな少年がなんだか落ち着かない。
「◯◯くん
おトイレ行きたいんじゃない?」
ピョンピョンピョンとトイレに走る
可愛い後ろ姿に
気づけて良かったと
色んな笑みがこぼれる…

自分の役割について考え
根っこに帰る。
完成度はまだまだですが
とっても楽しみです

今日は8時半までレッスン
