ピアノをやらせて良かった
と思いました。
先日、おうちの方から
メールをいただきました。
何かの拍子に
お子さんの口から出た言葉。
お母さんをひとりじめして
デートできるのは
ピアノの送迎だけなんだよ
その言葉に
確かにピアノの送迎の時だけは
駐車場と教室の間
ほんのわずかな距離と時間ですが
手を繋いだり
おんぶしたりして行っていたと
気付かれたそうです。
母親というのは
普段忙しくしています。
そして兄弟姉妹がいれば
自分だけというわけにも
いきません。
ほんの僅かな時間だけど
子どもなりに
楽しみにしてたんだなぁと
胸がキュンとしました
また、お子さんひとりで
自転車や徒歩で
レッスンに通わせて下さっている
ご家庭にとっては
きっときっと
どんなにご心配だろうと
その親さんの心を思い
帰っていく後ろ姿に
「がんばって!」と
いつも心でエールを送っています。
親さんにとっても自分でさせることは
とても忍耐のいることです。
あるいは
お勤めのご両親にとっては
ピアノの送迎の車中が
貴重なコミュニケーションの
時間であり
レッスンをお待ち頂いている時間も
忙しい日常の
色んなことから解放された
フッとひとりで過ごせる
貴重なひとときかもしれません。
また送迎いただいている
お爺ちゃんやお婆ちゃんにとっては
送らないと!
迎えに行かないと!
と任された任務に
張りを感じられたり
お孫さんと一緒に過ごせる
楽しみな時間に
なっているかもしれません。
私にとっても勿論
目の前にいるひとり
その子だけを見つめ
真剣に向き合う
生きがいとなる時間です。
それぞれが音楽で繋がれている。
音楽に関われる日々に感謝です
