毎月の勉強会で随分前に
課題の解説をされながら

小さい時
最初が肝心よ!
両手奏になった時
バイエルの8番で
こうやって教えたらダメ…

その時のダメな例は
今でも鮮明に記憶に残ります。




バイエルの8番は
色々な初級テキストに
取り上げられています。

{DF2B5F54-2565-4058-A9A0-D869E9D0F6BE:01}

年長さんがレッスンをして
1週間後

両手で弾いてきた~

と聴かせてくれました照れ

ちゃんと両手で弾けていましたブルー音符
合わせられていますが
ここで押さえておきたいツボを
意識していない状態でした。

ユニゾンでなく
左右で違う働きをすること
それもスラーを守って弾くことは
難しく相当の集中力を要します。


スラーのことは
理解しているので

右手だけで弾いてくれるはてなマーク

音譜音譜音譜

じゃあ 両手になっても
そうやって弾けるかなはてなマーク

音譜音譜音譜もやもや

難しい~


それからです。
頭では理解しているので
何度も何度も自分で
闘っていました。

そして
できた時

すかさず

それそれ!できた!!
ちょっと忘れないうちに
もう一回やってみて!

するとコツを掴めたのが嬉しくて
ニッコニコで弾いています。

そして最後まで
一箇所も楽譜を見逃すことなく
音のつながりを守って
弾いてしまいましたびっくりクラッカー


食い入るように楽譜を見る
キラキラした目
それもニコニコしながら…

今後の私のレッスンを左右するほど
強烈パンチの表情でした。


本人にとって
少し難しいことをやること
それができた達成感は
子どもの目を
こんなにもキラキラと
そして笑顔にさせるんだおねがい


本当に嬉しそうに
帰って行きましたハート



川添雅恵先生がよく

本当に楽しそうに
バイエルを弾くんですよね!

と書かれていますが

こういうことなんだ…

と年長さんの目の輝きに
教えらた気がしました。


自分もそうであるように
子どもにとって
習った知識や方法が
基準・ものさし 
になってしまいます。

だから責任は重大です。
今よりも良く
常にそう意識して
学びを続けたいと思いますハート