先日、九谷焼き最終日、
釜出しまで少し時間が出来たので
ちょうど小松市で開催されていた
『加賀赤絵展』へ行ってきました。
江戸後期からの
赤絵の名品といわれる作品が150点あまり
4箇所の会場に分かれて展示されています。
そのうちのひとつ『錦窯展示館』は、
人間国宝 徳田八十吉氏の生家で、
また、日本に2つしか現存していないといわれる
上絵の為の錦窯も見ることが出来ます。




落ち着きのある静かな中庭
町家風の建物と現代建築が融合した展示会場は、
作品だけでなく
建築も興味深いものでした。
そして一番奥の倉の中には・・・・・・
1878年第3回パリ万国博覧会に出品された
作品のひとつ
「松雲堂 色絵金彩 観桜図花瓶」が。
130年以上たった今でも
【ジャパン・クタニ】として欧米の人々を魅了した
当時そのままの姿を
見せてくれていたのでした。
