秋も深まって来た11月分の『東京ゆらん』の湯めぐりのまとめです。
気候が良いので、湯めぐりも捗りましたねぇ
11月2日(金) 第39湯目 ピース湯(品川区西大井)
場所はJR横須賀線西大井駅から歩いて10分程、住宅密集地の路地裏にある。
初めてだと絶対に迷いそうな場所にあるけど、自分は「この辺かなぁ…」って
適当に歩いてたら偶然に見つけた。建物はマンションと一体型だ。
中に入るとフロントと休憩ロビー。壁には演歌歌手のポスターが貼られ、
スピーカーから演歌が流れる。女将さんの趣味だろうか。イイ雰囲気がある。
浴室内は少し薄暗い感じで、そこには寝湯やジェット湯、電気湯などを備えた主浴槽、
水風呂、別料金のサウナが揃う。洗い場にはシャンプーやボディソープが完備してある。
更に浴室内に『岩風呂』と書かれた扉があって、それを開けると7~8人位は入れそうな
半露天風呂風の岩風呂がある。思ったより広い。湯は下手な温泉よりも温泉らしい肌触りが
実感出来る滑らかな軟水を使用。湯温は比較的温めなので、じっくりと軟水を堪能できる。
11月2日(金) 第40湯目 富士見湯(品川区東中延)
東中延の『富士見湯』さんへ。最寄り駅は東急池上線の荏原中延駅と都営浅草線の
戸越駅の中間にある感じで、両駅から歩いて5分位で行けそうな距離。
ここも住宅密集地にあるビル型銭湯。
自動ドアの玄関を入ると中は明るくキレイで、美しい熱帯魚とサンゴの水槽が出迎えてくれる。
浴室内はビル型銭湯の割には天井が高く、柱と柱にあるアーチ型の梁やレンガ調の壁が
イイ感じのレトロ感を醸し出してる。浴槽は東京銭湯としては珍しい中央配置となっており、
木の温もりを感じる古代ヒノキ浴槽と、秋田玉川温泉の北投石を沈めたタイル張りの浴槽がある。
アトラクション浴槽やサウナなどは無いが、その分スッキリとした造りになってるので、
ゆったりとした気分で湯浴みが楽しめる。洗い場にはシャンプーとボディソープ完備で、
脱衣所のドライヤーが無料なのは有難い。
湯上りは銭湯から戸越銀座商店街をブラブラ歩いて駅前の『王将』で『おつかれさんセット』。
ビール、餃子、小鉢、数種類あるジャストサイズメニュー1品が付いて980円。けっこうお得かも。
11月10日(土) 第41湯目 昭和浴場(中野区中央)
フロントで入浴料を払うと、この銭湯で使える30円分の商品券を頂ける変わったサービスがある。
湯上りにジュースを飲むのに使うもよし、ある程度貯めて(最大10枚まで)アメニティを買うのも可能。
さらに別料金のサウナ(100円)を利用すると次回使えるサウナ無料券の進呈もある。
浴室内は男湯と女湯に跨る様に描かれた浮世絵風の富士山の立派なタイル画が、
更に男女の境の壁には山や渓流などが描かれた風情あるタイル画もある。
浴槽は壁に沿ってL字型の配置で水風呂、電気風呂、気泡浴、寝湯、座り湯が揃いサウナもある。
毎週土日は変わり湯を行っており、この日は甘い香りが漂う紫色のワイン風呂を実施。
因みに浴槽の水は大学の先生お墨付きの井戸水を使用。これでお茶を入れたり、
ご飯を炊いたりすると美味しいとか。
湯上りはフロント前のロビーで休める。
この銭湯の御主人はプロマジシャンの様で、見渡すと数多くのトロフィや賞状、
ポスターなどが飾ってある。自分が訪れた時は、そのご主人さんはおらず、
女将さん?がフロントに座ってた。いずれナマのマジックを見てみたいもんである。
11月10日(土) 第42湯目 大和湯(杉並区和田)
場所は地下鉄丸ノ内線の東高円寺駅2番出口から緑豊かな蚕糸(さんし)公園沿いを歩き、
高南中学校先の住宅密集地にある。駅からは歩いて7~8分、昭和浴場さんからは歩いて15分ほど。
路地の奥にひっそりと佇む感じに建つ銭湯で、自動ドアの玄関を入ると意外にも?
明るい感じのフロントとロビーがあって、温和な感じの御主人さんが出迎える。
浴室内は白タイルの壁が基調のスッキリとした造り。
湯船は気泡浴、電気湯、座り湯、井水掛け流しの水風呂、別料金(200円)のサウナが揃う。
湯加減は上々で、水風呂は20℃前後と丁度良い冷たさ。
洗い場にはシャンプーやボディソープは無いけど、フロントで申し出れば使い切りサイズの
シャンプーとボディソープを頂ける(杉並区独自のサービス?)。
湯上りはフカフカソファーのロビーで一休み。
外を見ると11月なのに夕立みたいな通り雨が降っており、止むまで休ませてもらう。
ソファーが気持ち良すぎて、思わず寝ちゃいそうになった。それぐらい居心地の良い銭湯だった。
11月11日(日) 第43湯目 飛鳥山温泉(北区滝野川)
商店街の入口にあるマンションと一体型のビル型銭湯。名前に『温泉』と付いてるけど
天然温泉では無い。しかし、浴場で使ってる水は100%井戸水。
玄関を入るとフロントを兼ねた広いロビーが目に入る。
今日は湯銭に300円を追加してサウナも利用する。下足鍵と引き換えにサウナ利用者専用の
ロッカーキーとタオルセット(大小2枚)を貸してくれる。ロッカーは普通のロッカーより大きめ。
浴室内にはジェット湯や電気湯、寝湯などを備えた広い主浴槽をはじめ、
水風呂、サウナ、露天風呂がある。湯温は熱すぎず温過ぎず、ちょうど良い感じ。
サウナは7~8人ぐらい入れそうな広さでゆったり感ある。
洗い場は数が多くてシャンプーやボディソープ完備。脱衣所のドライヤーは無料。
湯上りは広いロビーで何かと話題の『イッテQ』を観ながら一服。
日曜の銭湯は夕方の『笑点』が始まる前辺りは家族連れらで賑わうけど、
この位の時間になると利用客はまばら。1人で行くにはまったりと出来てイイ時間帯かも。
11月12日(月) 第44湯目 白山湯(江東区枝川)
場所は周辺に高層マンションや巨大ショッピングセンターが建つ地下鉄有楽町線豊洲駅
4番出口から北へ歩いて10分程の場所にある。この辺りまで来ると昔から建つ団地や
町工場が多い感じ。自分としては最近の街並みより昭和な街並みの方が何となく落ち着く。
『白山湯』さんはバス通りに面しており、水色の派手な外壁が印象的。
玄関を入るとフロントと少し手狭な感じの休憩スペースがある。
いかにも江戸っ子って感じのチャキチャキとした感じのオバちゃんに湯銭を払って入浴。
訪れたのは16時前だけど、脱衣所は既に多くのお客さんで賑わってる。
浴室内に入ると正面の壁一面に長閑な里山が描かれた立派なタイル画、
男女の仕切り壁には海辺の風景が描かれたチップタイル画がある。
浴槽はスクリュージェット湯(故障中?)や寝湯などを備えた少し熱めのアトラクション浴槽、
そして都内の銭湯では先陣を切って導入をされたという人工炭酸泉浴槽が揃う。
炭酸泉はひと肌位の湯温で泡付きもなかなか。気持ち良く過ぎてイビキをかいて寝てる人もいた。
寝たくなる気持ちは分かる。
11月14日(水) 第45湯目 THESPA成城(世田谷区千歳台)
場所は小田急線千歳船橋駅から北へ1㎞程行った環八通り沿いにあって、
ユニクロや温泉施設の本業であるスポーツクラブなどが入ったビルの2階にある。
入浴料は通常1290円(平日5時間)だけど、利用日や時間帯、目的によっては
お得なコースがあったりするので、訪れる前に公式HPをチェックした方が良い。
入浴の受付は入館時に入浴料を支払い、精算キーを兼ねたロッカーキーを借りる。
下駄箱のカギは各自持参。受付横にある券売機は併設のスポーツクラブ用なので注意。
浴室内はビル型とあって天井は低め。
浴槽は1度に30人位入れそうな黒湯の温泉浴槽をはじめ、
ジェットバスや座り湯などを備えたアトラクション浴槽(沸かし湯)、水風呂、高温サウナ、
外に出ると15人位入れそうな黒湯が満たされた温泉露天風呂と源泉掛け流しの壺湯が1つある。
ここの黒湯(ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉34℃)は透明度3㎝程の濃さがある。
山の手エリアでこれだけの濃さを誇る黒湯は珍しく、濃さに比例してかヌルスベ感も強い。
匂いを嗅ぐと仄かに腐葉土臭も感じられる。
テレビ付きリクライニングシートやゴロ寝が出来る座敷などが揃う。
館内の食事処のメニューも充実しており、特にアルコール類は居酒屋並みのラインナップ。
2時間飲み放題のコースもあるので、呑兵衛にもたまらん温泉施設とも言えよう。
11月14日(水) 第46湯目 駒の湯(世田谷区三軒茶屋)
バスと電車を乗り継いで三軒茶屋駅から歩いて5分程の場所にある『駒の湯』さんへ。
レンガ調の外壁が印象的なビル型銭湯で、入口では愛らしい信楽焼のタヌキさんがお出迎え。
今回はサウナコース(入浴料込み750円大小の貸しタオル付き)で利用する。
浴室内はウナギの寝床みたいに縦長の造りで手前に長方形の水風呂とサウナ、
一番奥に電気湯やバイブラ浴、ジェット浴を備えた7~8人入れそうな主浴槽がある。
湯は少し熱めだ。
サウナは外から見ると狭そうに見えるけど、中は思ったより広くて7~8人入れそう。室温は90℃前後。
最近リニューアルされたのか、サウナの板壁はまだ新しい感じ。室内ではご主人の趣味なのか、
演歌や懐かしの昭和歌謡がエンドレスで流れる。なんか三茶の雰囲気に似合ってる感じでイイ!
サウナの後に入る水風呂は都内の水風呂ではトップクラスの冷たさを誇る16℃前後。
これがなかなかクセになる冷たさでタマタマがキューっと縮み上がる感じだ。
その後に入る少し熱めの主浴槽の湯もたまらん!世田谷のサウナフリークが集まるのも納得。
11月17日(土)
第47湯目 弘城温泉『SPA&HOTEL和(なごみ)』(大田区西蒲田)
携帯を持ち始めて20年以上経つけど、無くすのは初めてで焦る焦る。何やってるんだ俺。
携帯会社に紛失した旨を知らせると、落としたスマホがどこにあるかGPS機能で分かるという。
最近はそんな凄いサービスがあるんだな。知らなかった(←今更かよ)。
早速探して貰うと何と「蒲田駅のド真ん中にあります」と言われる。そういえばあの時乗った電車は
蒲田行きだっけな?その後、JRの忘れ物センターに問い合わせすると、それらしきスマホは
蒲田駅で保管されてるとの事。あ~…良かった。さっそく蒲田へ行く事に。
場所はJR蒲田駅西口徒歩1分の飲み屋街の一角にあって、1階がパチンコ屋、温泉の受付は
エレベーターで4階に上がった所にある。入浴料は1時間のスピードコースで1550円(土休日)、
5時間のレギュラーコースは2600円(土休日)とかなり強気の設定。いずれも貸しタオル大小が付く。
(レギュラーコースだと館内着も付く模様)
浴室は男湯は3階、女湯は5階にある。
ビルの中にある温泉なので天井は低いものの、浴室内は広く、
少し温めの加温黒湯浴槽、沸かし湯のマッサージ浴槽、木の香りが心地良い高温サウナ、
蒲田行進曲(蒲田駅の発車メロディ)が聞こえる露天風呂、そして18℃の源泉がそのまま掛け流される
源泉ナマ黒湯(サウナの水風呂代わり?)が揃う。天気の良い週末だけど、入浴客はまばら。
その分、落ち着いて湯浴みが楽しめる。洗い場には1つづつ仕切り板があって、アカスリタオルや
髭剃りなどのアメニティが揃ってるのは嬉しい。
泉質は18℃のナトリウム炭酸水素塩・塩化物塩泉。
見た目はブラックコーヒーそのまんまの真っ黒な湯色で透明度は2~3㎝ほど。
蒲田には他にも黒湯を売りにした銭湯や温泉施設があるけど、濃さはトップクラスと言えよう。
肌触りも良く、匂いを嗅ぐと仄かにモール臭も感じられる。入浴料は高いけど、温泉好きなら
満足する湯であろうか。
湯上りは脱衣所に隣接したテレビ付きリクライニングシートが並ぶ休憩室や
4階にあるレストランなどで休める。ただ、今回は1時間のスピードコースの利用だったので、
どちらも利用は断念。いずれゆっくり利用してみたいもんである。因みに5階から上はホテル
になってるので、泊まりで利用すれば思う存分黒湯を楽しめるだろう。
11月23日(金) 第48湯目 稲荷湯(北区滝野川)
場所はJR埼京線板橋駅東口から歩いて5~6分、商店街から少し路地に入った所にある。
初めてだと少し迷うかも知れないが、首都高沿いの区民センター(図書館)を目指すといいかも。
建物は昭和5年に建築されたという貫禄ある破風造り。
玄関を入ると富士山のチップタイル画があって、そこで男湯と女湯に分かれてる。
中に入ると昔ながらの木製番台。温和な感じの女将さんが気持ちよく出迎えてくれる。
脱衣所は思ったより広くて、ロッカーは大小揃う。喫煙所を兼ねた縁側には金魚が泳ぐ
立派な中庭もある。
浴室は東京銭湯伝統の高い二段天井。
洗い場の奥にある富士山のペンキ画の下には、ぬる湯浴槽(微細気泡湯39℃前後)、
中温浴槽(ジェット湯・バイブラ浴付き、土日祝日は薬湯実施42℃前後)、そして伝統のあつ湯(46℃)
の浴槽が揃う。あつ湯を試してみたけど、1分が限界。熱いというより痛い感じだった。
洗い場の桶は昔からの木桶を使用。床に置いた時の「コーン」って音がイイ感じ。
銭湯の玄関に掲げてある古めかしい『稲荷湯』と書かれた木製看板は実は映画のセットだという。
この看板が建物の雰囲気と合うので、ロケ終了後は譲り受けて今でも使ってるとか。
東京ゆらん完全制覇まであと8湯!
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