こんにちは、樋口和代(ひぐち かずよ)です。
最近、ご依頼が続いていた
オーダー曼荼羅画。
10月初旬にご依頼いただいた作品を
無事にお渡ししてきました。
オーダー頂いた時に
「雪の結晶の曼荼羅が欲しいんです」
とおっしゃっていました。
以前も記事に書きましたが、
わたしが描いている
「そらかな曼荼羅画」は
自分でイメージしたり
デザインして描いていくものでは
ないんです。
黒い紙に向かい
下図を描き
点を打つ、その時に
わたし自身の意図を入れない、
ひたすらにその瞬間の
直感に従うことで、
美しいただ一つの曼荼羅が
生まれてくる、と考えています。
そんなご説明をしたところ、
ご依頼主さまは
「すでに宙に “ある” カタチを降ろす」
と理解してくださいました。
この曼荼羅を描いているときに
わたしがふっと感じたのは
「かくしん」
という言葉でした。
かくしん、って言っても
日本語にはいろいろありますけど??
と曼荼羅さんとしばしお話し。
すると
「確信・革新・核心」
の3つだと言われたんですね。
この3つの言葉を添えて
曼荼羅さんをお渡しすると、
ご依頼主さまはすぐに納得されてました。
彼女のテーマが
「軸を持って、変化していく」
だそう。
まさに、「確信・核心」は
彼女の芯にある軸、
決してぶれない、揺るがない軸。
でも、現状に甘んじるのではなく
変化して行く心は「革新」ということ。
そんな彼女の生き方を
応援し寄り添うような
曼荼羅さんが生まれたんだな~と
うれしく拝見しました。
