マフレズのアルアハリ移籍が決定 | シティなび

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マンチェスターシティのアルジェリア代表FWリヤド・マフレズがサウジアラビアのアルアハリ移籍完了


推定移籍金3000万ポンド(約54億円)。このアルアハリは既にチェルシーからGKメンディ、リヴァプールからFWフィルミーノを獲得している。


まぁアジアツアーのメンバーに入らなかった時点で移籍決定的なのは覚悟してたけどやはり放出が決まると悲しいものだ。マフレズの左足がもうシティで見れなくなるもんなぁ。マフレズの主戦場は右サイドで利き足が左なことからカットインから強烈な左足シュートでゴールを狙えるし切り返しで対峙するDFを揺さぶってのインスイングのクロスを入れる。レスター時代は右サイドの王様的な存在で右サイドを制圧していたがグアルディオラ監督のシティでは個の力だけではなくチームとして1つ2つと連動して能動的にポゼッションに組み込まなければいけないので戦術眼が高くなければグアルディオラ監督のサッカーを理解するのは難しい。だから加入1年目は難易度の高いサッカーに苦労し覚醒するのは2年目からなのだ。マフレズはグアルディオラ監督の元でプレーの引き出しが増えた。足元で受ける傾向が強いWGだったが右からボックスへ飛び出してスペースで受けるアクションを繰り出したり右サイドの仕掛けだけでなく右でワンタッチで叩くと中へと入ってリターンパスをもらい連動したパス回しに加わったりとプレーエリアと選択肢は広がったように思う。あと守備意識も以前と比べると高くなっている。


マフレズが在籍5年間でシティにもたらしたタイトル  

プレミアリーグ:2018−2019、2020−2021、2021−2022、2022−2023

FA CUP:2018−2019、2022−2023

カラバオカップ:2018−2019、2019−2020、2020−2021

コミュニティシールド:2018−2019

チャンピオンズリーグ:2022−2023 


マフレズは在籍した5年間で236試合78ゴール、59アシスト。2022−2023シーズンはFACUP準決勝でハットトリックを決めシティを決勝進出へと導いた。

マフレズがいなくなると右サイドはベルナルド・シウバ、フォーデン、アルバレスで回すのかね。2022−2023シーズンの終盤戦はWGに運動量を求めていたしボールキープでタメと周りが動き直せる時間を作り出せる右ベルナルド・シウバ、左グリーリッシュが重宝された。マフレズはベルナルド・シウバにポジションを奪われ不満はあっただろう。シティのメカニズムはSBがいないってこともありWGには素早くブロックを作ったりスペースを消せるカバーリング力、プレスの意識の高さが必要なので守備にも献身的なベルナルド・シウバが使われたのだろう。


とりまマフレズの新天地での健闘を祈る。


そんなとこ。