アストンヴィラ戦のプレビューに進む前にマンチェスターシティの未来が不安視されるお知らせがあります。それは2009−2018年の間に100ケース以上のファイナンシャルフェアプレー制度違反行為が行われていたとされプレミアリーグからの訴えが行われていたとされている。
もし処罰されればプレミアリーグから追放、降格、勝ち点減や過去のタイトル剥奪、罰金は免れないだろう。やはりアラブ資本が入り巨額投資で大量補強した2009年からおかしくなったかぁ。このシティなびとしてはねマンチェスターシティがオイルマネーで強くなることなんて実は望んでなかった。元々は弱いチーム、ファンが少ないチーム(日本で)を応援するのが自分のポリシーだったし。ここ10年の間にメガクラブとして生まれ変わり日本でも世界のサッカーシーンはシティ、シティって注目されるチームになったのは事実。自分は弱いチームを応援する派なので降格しても痛くないんですよ。ただ4部相当まで落ちたら日本で試合放送ないやろうし試合分析できなくなる恐れがあるのが辛いだけなんですよ。それに勝ち点減ともなれば今まで結果を出してきたことが水の泡になるやろうし選手のモチベーションにも関わるから早く判決してほしいのよ。まぁこの報道が何かの間違いであってほしいけど重い処罰を受けても自分はマンチェスターシティを応援する。21年応援してきたチームを見捨てることなんてできんわ。
てなわけでアストンヴィラ戦プレビュー
前節レスター戦を少し見たけどアストンヴィラはボール非保持時は442の3ラインを敷くが攻撃時左SBディニュが左サイドを積極的に駆け上がるので325気味へと可変する。ビルドアップ時はショートパスを回すがこの狙いは相手を前へと誘き出し間延びさせ類似カウンターを発動させるもの。カウンターがスムーズなのは選手間の距離感や押し上げ、ポジショニングが良いから。深さを取るのはWGもしくはSB。ボールをワイドで引き出すと最終ラインを押し下げる。すると10番のブエンディアがバイタルでボールを受ける。この形からレスター戦は先制している。SBがワイドに張りハーフスペースからSHが入ってくる形もある。これがウナイ・エメリのサッカー。5レーンをフルに使うシティが相手だと442の守備ラインでは耐久性が低いのでCMFやSHがハーフスペースへ下がって消してくるか。ハーフスペースを抜けるのは基本IH。ハーフスペースを消されたとしてもボールサイドのトライアングルがSB、SHが動きと立ち位置で守備ブロックをピン留めするので背後のIHがフリーとなりボールを受けるとクロスを入れる。ここでCFハーランドがボックスにいることでクロスからの得点の確率が広がる。つまりハーフスペースを抑えられてもクロスボールという攻撃パターンがあるのだ。ちなみにハーフスペースを攻略する狙いは最終ラインのズレを生む。CBが横へとスライドするので逆サイド側から見ると3vs2の数的優位ができるわけだ。クロスの狙いはCFにハーランドがいるからであろう。懸念されるのは昨シーズンよりクロスを上げるタイミングが早く戦術ハーランドになっている。昨シーズンまでだとゼロトップ採用なのでクロスをすぐに入れず一手二手とボールを動かして崩しのタイミングを伺っていた。またハーランドがDFを引っ張って逆サイから左WGが飛び出してくる形もある。クロスからの得点力が上がった意味ではハーランド獲得は大きかったが逆に今のシティのサッカーはハーランド頼みになりつつあるだけにそこが悩ましいところである。
アストンヴィラの難点はビルドアップか。前節レスター戦で前半で決められた2失点はボールロストからによるものだ。ハイプレスにこられてもショートパスを繋ぐコンセプトがあるのでハメられると前進できず奪われるリスクもある。シティのハイプレスは基本は右IHデブライネを前に押し上げて2トップ気味となるがこのところ相手がCBを左右に広げる場合右WGマフレズを内側に絞らせて左CBをケア、右IHデブライネはCMFのパスコースを消す位置取りとなる。マフレズとハーランドがCBのパスコースを消しているので外へ追いやるとSBがプレスをアグレッシブに寄せにいきハメ込む。シティの守備強度であればアストンヴィラのショートパスを潰してショートカウンターへ持ち込めるはずだ。
シティなび的シティの予想スタメンは
