2019明治安田生命J1リーグ第18節
横浜マリノス1ー0大分トリニータ
横浜マリノスのスタメン
ーーーーエジガル・ジュニオーーー
遠藤ーーーーーーーーーー仲川
ーーーーーーマルコス・ジュニオール
ーーーー天野ーーー喜田ーーーーー
ティーラトン 畠中 チアゴ・マルティンス 広瀬
ーーーーーーー朴ーーーーーーーー
選手交代:マルコス・ジュニオール→三好、エジガル・ジュニオ→大津
得点者:74分エジガル・ジュニオ
この自分シティサポはマンチェスターシティと業務提携している理由で今季からJリーグは横浜マリノスを応援している。
だがJリーグはあまり試合見ないし疎いので戦術やら選手の特徴は把握してないし分からないことだらけ。
7月27日に我がシティとやるので横浜マリノスの試合をチェックしたが
横浜マリノスのサッカーは攻撃的でなかなか面白い。大分トリニータは守備時532で2トップはCBにそして中盤3枚は中盤と最終ラインの間に位置取ってパスが中盤に出るとプレスをかけにいける距離感を保つマンツー式に守備ゾーンを組み横浜Mの中盤がCB間に下りてビルドアップのフォローに加わると中盤3枚のうちの1枚が前に出てプレスをかける。こう大分の前線5枚が高い位置をキープしながらプレスをかけにいく訳としては横浜Mがショートパスを主体としているからでハイプレスをかけられても長いボールを蹴らずにパスを回す。横浜Mのビルドアップは幅を使ったパス回しでハイプレスでパスコースを塞がれると一度GKに戻して攻撃を組み立て直す。GKがボールキープすると前線5枚のうちの1枚がプレスをかけにこればそのプレスをかけにくる相手の裏が空くわけでGKを使ったビルドアップのメリットはそこにある。シティ監督グアルディオラがGKに足元の技術やフィード力を高いレベルで求めているのもGKがビルドアップに参加しハイプレスを無力化してスペースを作り出す為でもある。
横浜MのSBを見ていると基本はサイドが定位置だが試合の流れにより中央へ移動して偽SBとなりパスコースを作っている。ここもシティの影響であろう。それにビルドアップ時のSYSTEM変化は左SBティラートンを高く押し上げてボランチの喜田がSBのポジションへ移動したりまたは右SB広瀬が変則的3バックの右に入ったりする。
アタッキングメカニズムはパス&ムーブとギャップでパスを引き出す動きを志向する能動的なサッカースタイルでしょう。まず横浜Mの3トップは幅を取って大分の5バックの押し上げを牽制する。大分の中盤3枚はボールサイドへはスライドして寄せにはくるがサイドはスライドが間に合わないので横浜Mはサイドに展開してボールを運ぶメソッド。攻撃時は両SBも攻め上がって枚数をかけセカンドボール回収力も高い。左SBティラートンのパス&ムーブも際立ち攻撃に奥行きをもたらせている。左サイドでトライアングルを結成しているがティーラトンが中にパスを出した後にゴール前へ動いてもう一度パスを引き出せるのも中央の2枚がタメを作るキープ力があるからだろう。右WG仲川もパス&ムーブの意識が高く仲川が自陣でボールを奪って右サイドに流れるエジガル・ジュニオにパスを入れると全速力で内側から走り抜けてもう一度パスを引き出す。仲川はサイドから中へと移動してライン間でパスを引き出す位置取りも巧み。エジガル・ジュニオもマルコス・ジュニオールもタメを作るキープ力があるからパス&ムーブでもう一度パスを引き出す動きを最大限に活かせる。CMFの天野はギャップでボールを引き出すポジショニングが巧みでDFライン裏へ抜け出る味方がいるとロングスルーパスを入れれるし視野が広いなと。天野はこの試合がマリノスでの最後の試合になるんだっけ？ベルギーへ移籍しちゃうだよなぁ。天野が抜けるとかなり痛いと思う。
守備面では大分も横浜M同様ハイプレスをかけられてもショートパスを回してくる。横浜Mは連動した前線からのハメ込むプレスで守備するがそれでも大分はロングボールを使わず繋いでくる。だがショートパスだけでなくサイドアタックや藤本、オナイウが裏抜けする動きをすると長いボールも織り交ぜてくる。横浜MのDFラインはラインコントロール良いしDFライン裏に抜け出されてもGK朴が守備範囲が広い判断がいい飛び出しで防ぐ。ネガティブトランジションも素早い。
懸念されるのはショートパス主体のサッカーなのでボールを奪われればカウンターを受けるリスクが高くなるのとSBが中に絞ったりするのでサイド裏を狙われやすい。横浜MはシティのようにSBの裏をCBがスライドしてカバーする守備はあまり取り入れてないような感じする。
そんな感じでアメブロでJリーグの試合レポ書いたの初めて。
横浜マリノスは我がマンチェスターシティと業務提携してるので今季から応援しようと思いますm(_ _)m