久しぶりにブログを書きます
人と人との繋がりによる
奇跡の流れから
長谷川ひろこ監督の映画にも
字幕をつけさせていただき
そして今回、本の翻訳も
させていただくことになりました。
本当に有り難いことです
2019年2月27日に
小規模ながら
いきたひの上映会を
ソウルでさせていただいた時の
私の感想をこちらに
貼り付けておきますね。
↓↓↓
今、読み返すと
「韓国語字幕を入れます‼」宣言
しちゃってましたね~
私事になりますが
去年2021年の4月14日に
実家の父が亡くなりました。
父の実家は佐賀県の唐津市で
日蓮宗の信仰を守ってきました。
その日蓮和尚の言葉を
ここに引用させていただきます。
「されば先ずは
臨終の事を習うて後に
他事を習うべし」
「死」というと
縁起でもない、不吉な、
暗い、悲しい…
そんなイメージがついて回ります。
けれども、必ず誰もが
この肉体を脱ぐ時を
迎えなければならない…
だとするならば、自分にとって
最高の終わり方ってどんなだろう?
生きている時に
後悔なくやり切った
生き切った
感謝に溢れて幸せな状態で
終われたらと思います。
いきたひのこの漢字は
ひろこ監督が考案された造語です。
生きることと死ぬことは
繋がって循環しているという
意味でもあり
死という土台の上で
私達が今を生きているという意味も
込められています。
そして、死ぬという漢字には
カタカナの「タ」「ヒ」が
含まれていて
最近の若者は死ぬことを
タヒるとも言うそうですが
それで「いきたひ」と発音します。
さらに「いきたひ」に込められた
7つの意味
行きたひ
最後はポジションよりもベクトル
生きたひ
自分らしく自分の人生を生き抜きたい
活きたひ
自分の全てを活かし切りたい
逝きたひ
自分の尊厳を貫いて逝きたい
往きたひ
あの世とこの世を往復しながら自分を磨きたい
生きた日
毎晩死を迎えては
復活の朝を迎える
1日は一生
生きた灯
命の灯火は燃え尽きるまで
自らで燃やし切る
↑↑↑
詳しくは、ぜひ
映画上映会+講演会に
ご参加くださいね
講演会では
5つの深呼吸…
心呼吸
鼻や口ではなく心で吸って吐く
信呼吸
全てはシナリオ通りだったと
自分の人生を信じて受け入れる
新呼吸
古き自分への執着を手放し
新しき自分に変わる
真呼吸
本当のあるべき真実の自分に還っていく
神呼吸
眠っていて意識が無い時も続いてきた呼吸。
これまで自分と息を合わせてくれていた
大きな存在に最後は
自らが息を揃えて終える
をしながらの
臨終体験もできます。
その最高の最期を迎えるために
一瞬一瞬大切に
イマココを感じながら
生きていきたいものです。
文字を飾っている絵は
長女の穂奈美さんが
描かれたのですが
そのことについての
ひろこ監督の説明をそのまま
載せますね。
↓↓↓
本書の表紙を
デザインしてくれた長女は
主人が亡くなった時
中学生でしたが
主人亡き後
第二の夫の様に
私を支えてくれました。
薬学博士だった主人の仕事を
継ぎたかった長女は
薬学部を卒業後
「薬よりも食」
「治療より予防」をモットーに管理栄養士として
活動しています。
そんな長女に表紙のデザインを依頼すると
まるで主人が長女の手を借りて描いたように
私のイメージ通りの絵を
完成させてくれました。
小さな葉は自然との
共存を象徴しています。
我々は植物に
生かされているからです。
白い手ともう一つの手は
神様と人間
ご先祖様と我々の
象徴でもあり
両者は常に手を繋いで
生きているということです。
夫の共著に私の思いと
母の字と娘の絵が重なり
それぞれの祈りが結集されて
一冊の本になりました。
また、これまでに
映画いきたひをご覧になった
著名な方々の名前を
挙げさせていただくと…
矢作直樹(元東京大学名誉教授)
宮崎ますみ(ヒプノセラピスト、女優)
七田厚(七田真先生の息子)
萩原孝一(元国連職員)
荻窪則男(かみさまとのやくそくの映画監督)etc……
私の魂の恩人、池川明先生が
映画をご覧になった後のコメントも
紹介させていただきます。
ひろこ監督は
コロナパンデミックの中で
日本国内での上映会が
キャンセルされたり
ご本人もコロナにかかったり…
色々大変な中
それでもこの珠玉のメッセージを
皆様にお伝えしたいと
貫いて来られました。
そして韓国にも
思いを馳せてくださっていて
きっと近いうちに
来てくださると思います。
ぜひ、多くの皆さんと
お迎えできたらなと
思います
最後に
裏表紙の訳者紹介のところ。
はじめは写真がなかったんですが
ほぼ同時期に出版することになった
「400年の長い道」の訳者
中村恵実子ちゃんが
「ピンク・レディーのような
ヘアスタイルの顔写真
載せるんだ~」
って言ってるのに刺激されて
印刷に入る直前に
「あの、できましたら
顔写真入れて
いただけないでしょうか?」
とお願いしたところ
あっさり「いいですよ~」
ということで…