8月から一ヶ月間開催されていた、
ミュージカル Power of dream
が、
9/2の追加公演をもって千秋楽を迎えました。

率直な感想(考察)と、違和感をもったところを主に書こうかと。


題名の通り
夢の力が主題で

副題は
夢のために一生懸命であれば、壁にぶち当たったとき、(努力している姿を知っている)支えている誰かが助けてくれる。
と勝手に思ってます。

この作品の話が動くところはほとんど副題なんですよね。
よしこさんの憑依 →ケイトさんの助け
Love known結成 →ハツ子さんの助け
危機のとき→よしこさん+カズキさんの助け

また、ミュージカルはほぼ初見だったんですが
何回も見ているとセリフは伏線が散りばめられていて、それを見つけるのが楽しかったです。
あとで振り返ってみるとなるほどと思うことが多々ありましたので。

例えば
『新しい?50年前はね❗』
50年前新居にいたよしこさんを匂わせたり

よしこさんが憑依したときのハツ子さんの発言は
前述した副題の通りあとで自分に返ってきたり。

緻密に練っているなあと感心しました。


話の筋が明確な分、
違和感を感じた部分が何点かありました。
演出的意味だとは思いますが列挙すると。

① カズキさんの最後の電話だけハツ子携帯の着信音が違う

② ホノカいないときだけきらめく瞳のケイトとカレンのフォーメーションが逆

③ 作品中Love knownメンバー間の繋がりが見えてきづらくて、あまり仲の良いグループとは思えませんでした。

④ よしこさん憑依時のハツ子さんの言葉遣い。(初対面は敬語じゃないかな、一応よしこさん年上なので)

個人的には
9割千咲美さん目当てに行きまして、
『私が見たい伊藤千咲美さん』
がよく見れて、楽しかったです。

千咲美さんは演技、歌ともに素晴らしかったんですが、コメディ部分だけはちょっと苦手そうでした。

2018年の夏はいつもとは違いましたが
Power of dream でとても楽しませていただきました。