時々紹介している小説家・牧野信一
その従兄弟である画家・牧野邦夫
1925(大正14)年5月27日に生まれました
牧野邦夫は満年齢が昭和と一緒
昭和100年の今年
本日5月27日が 牧野邦夫生誕100年
残念ながら1986年10月
癌により61歳で帰らぬ人となりましたが
生きていれば100歳です
牧野邦夫(1925~1986)のことを
ご存じの方は少ないと思うのですが
知る人ぞ知る画家でコアなファンが多い
石坂浩二さんは先生と呼んでいるほどのファン
黒柳徹子さんは自画像を描いてもらっています
2013年に練馬区美術館で開催された
美術展で知った方も多いと聞きました
どこの美術団体にも属さず
名声を求めることもせず
自分が納得できる作品を遺すことを生きがいとし
その生涯を描くことに捧げた人物
と紹介されています
そのため個人的に作品を持つ方が多く
その作品を見る機会がほとんどありません
画集でしか見られない絵がほとんどで
どなたが持っていらっしゃるのかわからず
妻の千穂さんでさえ今でもオークション会場へ
足を運んで見る事もあります
オークションではほとんどの作品が
100万円単位で取引されています
それだけファンがいてくれていることも確か
好き嫌いは人によって違いがあると思いますが
繊細なくらい写実的で
かつ 幻想的で
裸婦画も多いけれど
日本人にはあまり見ない作風な感じがします
でも 牧野邦夫が持つ独自の世界観は
見る人の心をギュッとつかむ迫力があります
レンブラントを尊敬し憧れていました
レンブラントが自画像を多く残しているように
彼もまた 多くの自画像を残しています
いつかたくさんの人の目に
留まってくれることを信じて
これからも応援していきたいと思います
☆ HAPPY 100th BIRTHDAY ☆
Kunio YEAR の始まりです
この秋に京都 来春に茅ケ崎での展覧会が
詳しいことは言えませんが決定しております
是非 お楽しみにしていてください
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