昔読んだ、安田さんの「下を向いて生きよう」を、ふと読み返しました。
その中で、なるほどって、思わず膝をたたいた章があったので、ご紹介します。
それは、「損を心から楽しむ」という章なのですが、
あらすじを書くと
経営者ににはつまらない人が多い。
なぜつまならいかというと、彼らは損をすることを楽しめないからだ。
彼らの金の使い方は常に「投資」であり、絶えず損得勘定だけで動いている。
ときには損得抜きでお金を使わなければ、ビジネスも人生も魅力的なものにはならないのではないだろうか。
(あるやり手社長から接待受けたつまらないというお話があって)
損を楽しめない人はほんの小さなマイナスでも、ものすごく損した気になるらしい。無意識のうちにそれを取り戻そうとするため、相手にプレッシャーを与えてくる。その結果、見返りを求めておごっているのだということが相手に伝わってしまう。
金品としての見返りを求める「投資」は、人生を豊かにはしないということだ。
人生を豊かにするのは、自分の満足感のためにお金を使う、「消費」である。
投資は文化を生まないが、消費は文化を育てる。
わたしの好きなアンティークも、高級な食事も、ワインも、その支出を投資として考えると割りに合わない。
消費だからこそ出せる金額なのだ。
・・・・
「費用対効果」、「リスクとリターン」などなど、ビジネスをやっていく上で、非常に大事なことと認識していますが、
企業文化の成熟やチームや人の成長を考えたときには、「消費」も大切な行為なんですね。
消費っていうと怒られてしまうかもしれませんが、
ボランティア(PTAなど)活動も、いろんなカタチで、僕を育ててくれています。
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