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今日は、特老に入所している母の所に見舞いにいった。
母は、92才でまだ手押し車でトイレにも一人で行ける。
2年前に入所した。
入所申し込みは本人の強い希望で88才の時申し込んだ。
2年待ってやっと入れた。
母は、86才の時大腸癌を切除しているが、抗がん剤など使用せず
健在である。
頭もしっかりしている。
私が病気になるまでは、2回/週にょうぼ殿と見舞いに行っていた。
退院後1回/週になっている。
私の入院が40日と静養で2ケ月行かなかった。
退院後初めて見舞いに行くと、手を力強く握り離さなかった。
泣いて喜んでくれた。
先週姉夫婦が見舞いに行き、帰りに差し入れしてくれた時。
『おばあさんに話した方がいいよ、いつもあんたのことばかり聞くよ
そうだね、半分ぐらい気づいているよ。』
今日、話したくなかったが話した。
母は、『大事な宝物がなくなるんだね』と言って泣いた。
『まだ、まだ、当分見舞いに来れるから大丈夫だよ』と言った。
やはり母だ。
入院する前の自分と今の自分違うのを見ぬいていた。
帰るとき、手を握って離さなかった。
話をするのが早すぎたかなと思った。
でも、姉二人娘二人が見舞いにいっても、どうなんだろ。
病院通院してるのかね。とか話題はそちらばかり。
みんな見舞いに行っても話題が負担になっていたんだね。
母の宝がなくなる、その言葉重かった。
親不孝な息子です。