今思うこと | マンボウメロンのつぶやき

マンボウメロンのつぶやき

2014年7月 64歳で小腸癌・腹膜播種、ステージⅣとなりました。
外科手術から、抗がん剤と治療は進みますが抗がん剤が
飲めません。
色んな療法を試しながら頑張って生きます。
だって、孫の車買う約束したものね。



いつも訪問ありがとうございます。



26.6.28に某総合病院に入院し、各種の検査を行った。



最終的に診断されたのは、小腸癌だった。



外科手術でまず治療開始だ。



26.7.3午後16時から5時間の手術でした、手術室に入った時



心臓はバクバク血圧急上昇。



ただ思ったことは、これは悪い夢を見ているんだ。



入院からすべて夢だと思いたかった。



現実は、厳しい先生の冷静な声で『はじめますよ』の一声で、



まったく空白の5時間が経った。



『目を覚ましなさい』の声が微かに聞こえて来た。



尿管がやけに気になった。不愉快だった。



点滴が数えきれない程点棒にぶら下がっていた。傷口が痛い。



ベットで病室に帰った。運よく手術当日個室に入れた。



せめての救いだ。



愛するにょうぼ殿が、『大変だったね』



その一言に、涙が出た。



娘2人心配そうな顔、姉2人心配そうな顔。



私は、これほどの人たちに心配かけているのだ。



これだけの人々に支えられているのだと感謝一杯。



手術は、小腸の腫瘍摘出だけでなく。



事前にペットで検査した、腹膜播種も切除した。



眠れない一夜であった。考えた、もしにょうぼ殿より



先に逝ったらどうしょう。



田んぼのこと、畑のこと、庭のこと、9*才の私の母、



8*才のにようぼ殿の母。



遺言状で書いているがもし私に何かあれば。



家を屋敷を売り、マンションに出ていいよ。



と書いたがそれをしてくれるかな。



天井は無常にも、薄明りの中なんにも答えを出して



くれない。



天井とにらめっこ。



手術後、3日間にようぼ殿が泊まり込んでくれた。



ありがたかった。感謝してもしきれなかった。



退院したら、美味しいものを食べに行こうね。



退院したら旅行に行こうね。



楽しみだった。



入院して、絶食が30日続いた、色々アクシデントがあった。



にようぼ殿の妹に、毎日メ-ルを打った。にようぼ殿の次に



私の理解者だ。



正直な気持ちを打った。



返事は思いやりのある言葉であった。



気の落ち込みを何とか上昇しようと必至だった。



その時思ったことは、水が飲みたい。



ただそれだけだ。



26.7.31退院をした。タクシ-の揺れがしんどかった。



でも家に帰った。家はいい。自由だ。生きてる。



かなもかも、私は皆の力で生かされている。



人生もう一度考える時間をもらった。生きてるだけで



人生まるもうけ。



そう考えないとやっていけないよ。



そう考えないと感謝の気持ちがなくなるよ。



手術から退院まで、つぶやいた。



皆にありがとう。感謝。