台風接近の雨の中、午後から飯田橋のセントラルプラザに行き、分譲型シニアマンションのコンセプトである“コミュニティ”づくりの一環としてセミナーを企画しており、NPO法人シニア大樂の事務局長(副理事長)と打ち合わせをしてきました。


※NPO法人シニア大樂(ダイガク)の詳細は、

http://www.senior-daigaku.jp/


今日は、セミナー講師のリストを貰いに来たのですが、参加者が約30名、落語家等を招き、セミナー講師としての勉強会やスピーチの発表等が熱く繰り広げられており、自分も飛び入りで参加することに…。


殆ど60歳以上のシニアの中にあって30代が1人。若干、浮いていた感も否めませんが、無事簡単な自己紹介を済ませ、ことなきをえました。


これって面白い事業モデルですよね。講談社も取材にきていました。


でも、やっぱり営利事業ではなくNPOでやるべき事業なんでしょうね。


単純にシニアから含蓄ある話を聞けること、人脈を通じて副次的にビジネスに発展する可能性がある、といった魅力はもちろんのこと、どうアライアンスを組んで、ビジネスとして成立させられるかが問題…。まずは、何らかの関わりをもっていること、これって大事かな。



体験入居する場合のポイント



1.1週間利用すること

→1週間は、最低でも利用しないと施設の状況は把握できないと思って間違いない。

2.友達をつくること

→積極的に既存の入居者に話しかけ、コミュニケーションをとること。施設の運営状況は確認できるし、入居をする場合も知り合いがいるという安心感が得られる。



以上2点です。どうしても時間がない場合は、最終手段として、クーリングオフを適用すれば良いのでしょう。(手続きについては契約時に要確認です。)


施設見学の案内者が、入居相談員という いわゆる営業担当者だった場合には、介護の責任者と話をすることをお勧めします。



たまに「営業の○○さんが誠実だったから入居を決めました」といわれるお客様もいらっしゃいますが、残念ながら入居後の関わりは皆無といっても過言ではありません。また、施設長やホーム長といった管理者は、異動も多く実態をあまり把握していない場合も散見されます。


なぜ介護部門責任者が重要かというと、スタッフ構成の中で9割近くを占める最大派閥が介護部門です。日常的に関わるのも介護スタッフになり、介護部門責任者のキャリア・資質がわかれば、その施設のサービスレベルが大体把握できるということになります。



確認方法は簡単です。質問は、以下の2つだけ。



「この業界にどれくらい勤められているのですか?」

「スタッフで介護福祉士は何名いますか?」


資質の部分については、質問に対する受け答えやインスピレーションで判断して下さい。


医療依存度が高い場合は、看護部門の責任者とも具体的な対応方法について相談しておいた方が良いでしょうね。