石老山は694m
と日本でも屈指の高山のひとつだ。
(めっちゃ低いっつーの!)

登山道に入る直前、我々は気を引き締める。
いくぞっ!
ダイッ!!
赤いタオルを首に掛け、お互いに闘魂注入し合う。
そう、山ではチョットした油断が
命取りになるためだ。
(4~5歳ぐらいの子供も登ってたよ!)
登り始めて、わずか数十秒経った時であった。
極度の緊張のせいであろうか?不意に、
会話が少なくなる...
(最初の階段で息がアガっただけだろ!)

↑ さすがは「魔の山」の異名を
持つだけのことはある。
このような巨大な礫岩が所々に点在しており、
屈強な山男達の行く手を阻む。
おやっ、我々取材班は写真左端に
何かを捉えた!
(いつから取材班になったんだよ!)

↑ こっ、これは!
まっ、間違いない!
あの伝説の剣、
ロトのつるぎだ!
(ねぇ、書いてて恥ずかしくないの?)
「お前が抜け」
「いや、お前が・・・」
という山男達の限りなく
どうでもいい小競り合いが始まる。
万が一、剣が抜けてしまい、
じいさんが突如現れて
お~、そなたこそ真の勇者よ!
その剣と共に、蔓延る悪を根絶し
世界の平和を守って欲しい!
と一方的に言われても困るのだ。
心の準備とか全然だし、
魔王とか怖いし、
まだ家のローンも残ってるし・・・
と、その時であった!
前方から巨大な礫岩が、我々の方へ
ゴロゴロと転がってくるではないか!
道は一本道!
逃げ場はない!
万事休す・・・
そっ、そうだ!
↓ つっかえ棒。

・・・・・
たぶん次回もこんな感じになっちゃいますけど、
つづけます?
どうします?