人生は思うようにならないものですよね。
この状態を「苦」と釈尊は表現しています。
そして仏法はこの苦を取り除くことを
目的とします。
苦とは心の葛藤をさし、
心がざわついた不安定な状態です。
でも、その葛藤を持っていない人は
いませんよね。
一つ言えることは
葛藤を処理できる方法を持っている。
その事が幸せなのです。
よく聞く、四苦八苦。
四苦とは生老病死。
ここは説明の必要はありませんよね。
八苦とは、
求不得苦;グフトック
(求めても得られない苦)
愛別離苦;アイベツリク
(愛し合った者が離れる時の苦)
怨憎会苦;オンゾウエク
(憎しみあった者が出会う苦)
五蘊盛苦;ゴウンジョウク
(五蘊からもたらされる苦)
五蘊とは、
色;シキ(あらゆる存在すべてのもの)
受;ジュ(その色から受ける心の影響)
想;ソウ(その影響からくる想い)
行;ギョウ(その想いから、発した行い)
識;シキ(その行いによる存在そのもの)
これらを総称して四苦八苦といいます。
仏法はこの四苦八苦から自らを解放し
この苦を超える智慧を身につけることを
目的とするのです。
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仏教 の教えと心理学で運命をデザインする

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