見える物が全てとは限りません。
全ての事象、すべての現象には
表と裏があり、陰と陽があります。
ものを見るとき、
陰の部分をしっかり見れば
陽の本質も見えてきて
存在の全容まで捉えることができます。
人は見える感じる部分よりも、見えない
感じられない部分の力に大きく左右され
その見えない衝動に影響され生きています。
自分を含め、人を見るとき、
見えない部分を観る。
見えない心を観る。
自分の衝動をみつめ、
自分の本質をつかむ。
そして、観る事が深くなると、
自分をありのまま観れるようになります。
その分だけ、人が観れるのです。
目の前の人をみるとき
その人は自分の見たその人であって
その人自身ではないのです。
だからその人の見えない部分を観る事で、
その人の全容が見えるようになるのです。
まず自分の表も裏も全てを見る努力をする。
その行為を習慣化して訓練を重ねる。
その時、その瞬間の自分を見つめる。
自分の全容を見れる様になれば、
同じ様に人の全容まで
見れるようになります。
すると騙されませんし、
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仏教 の教えと心理学で運命をデザインする