柔道競技人口の減少、深刻ですね。
今、対策を講じられているところですが、我々の時代を少し思い出してみてください。
グラウンドを永遠に走らされたり
負けたら腕立て1000回とかは当たり前。
気合いだと、どつかれ、しばかれ…
そんな中でも今の何倍もの部員がいた。
なぜ人気だったか。
この時代に求められていたのは、柔道部に入っていれば(又は◯◯先生に預ければ)礼節が身に付き、強い身体や精神力を養うには柔道が役立つ(必要)とされていたからだった。
きっと。(私見ですが)
指導者の言うとおり物事を愚直に一生懸命やる時代から、今は一人ひとりがそれぞれ自ら目標を生み出して活動する時代に変化していった。
そんな今、一年経過する塾生に変化が…
完全な指示待ちではなく、自分の足りない課題について、あーでもない、こーでもないと考えながら、上達するためのプロセスや柔道の理合いを楽しめるようになってきた。
これは社会に出ても役立つ!
人口最下位の都道府県でも
中学校に部活動がなくても
日本一と誇れる環境や愛情
をたっぷり注いでやりたいですね。
さて、春はもうそこまで来ています。
春がきた。
夏がきて秋がきて、冬がきてまた春がきた。
同じことのくりかえしのようにも見えるけれど、樹々は一まわり大きくなった。
それぞれに、それだけ生長している。
決して同じではない、くりかえしではない
松下幸之助著『道をひらく』より