先日行われた全日本柔道選手権大会。
魂と魂のぶつかり合い、新旧対決…
どの試合も本当に素晴らしかった。
やっぱ、柔道ってすごいんですよ!!
これは個人的な意見ですが、コロナ情勢下を除いては大会を止めちゃいけないんです。
というのも、「勝利至上主義」というワードがSNS上で議論され、果たして全国小学生体重別大会を廃止する(ブレーキをかける)ことが、最善の策だったのでしょうか。
少し違う視点で考えてみました。
私が思うに、何も知らない子どもたちに受け身から教えてくれた町道場の先生方や、柔道を通じてその子の人生を変えてくれた先生方の思いをもっと大切にしてほしい。
ごく一部の指導者により、柔道の悪いイメージを発信するよりか、まずは、柔道人を大切にすることの大切さをどんどん発信していくべき。大切にされた経験のある人は、自分も他人も大切にします。
地方を巡回されている全柔連の先生方が、もっと町道場の先生のモチベーションを高めていただきたい。仕事とかけ持ちをしながら、ほぼボランティアで活動をされている指導者を継続して育てるための仕組み(各種活動経費の負担・補助など)を作っていただきたい。
仮に柔道人口が増えたとしても一時的なもの。
柔道の本質や魅力を伝え続ける人(教える人、それを引き継ぐ人のサイクル)の人材育成が必要不可欠。
柔道の未来はそれに尽きると思います。