先日は娘の8歳の誕生日でした。
字を書くことやモノを作ることが大好きで、最近では、県の硬筆コンクールで入選したり、かけ算の九九を完全制覇したり、お菓子づくりや妻の手伝いなどを頑張っています。
将来の夢は、柔道の選手らしいです。
ちなみに、7歳の誕生日の時の将来の夢はケーキ屋さんでした…
う~ん、この流れだと来年の夢は柔道の選手じゃなくなるのかな(笑)
さて、今回はこんな話題。
皆さん、eスポーツをご存知でしょうか。
今や世界の競技人口が約1億人以上で、競技人口以外の観戦者、視聴者は約3億8000万人だそうです。
私もよく知らなかったのですが、eスポーツって、コンピューターを相手に戦うのではなく、あくまで人と人とが戦い、1対1の個人戦もあれば、5対5の団体戦もある。中には100人が一度に参加できる競技もあるらしいです。
また、プレーヤーに関してはフィジカルな制約が少ないので、身体に障がいのある人たちも、自分にあった補助器具を使うことで、健常者と対等に戦うことができる。もちろん性別や年齢による区分も必要ない。
「でも、eスポーツなんてスポーツじゃないじゃん。」
と思われるかと思いますが、アメリカではすでに国がeスポーツを「スポーツ」として認めていて、プロゲーマーがスポーツ選手であることを認めているらしいです。
そこで、問題提起。
柔道人口が激減の一途を辿っているのはご承知のことだと思いますが、柔道は続けたくてもできない人がいるのです。
毎年、柔道に関わらなくても指導者や審判員を含む登録料や更新講習などが発生し、その経費や時間的制約も大きく、登録者数の拡大には限界があるような気がしてなりません。
なので、この問題に関しては、競技する人、観る人、携わる人、支える人など様々な視点からアプローチする必要があり、かつ、嘉納先生の教えを後世に残しつつ、10年、20年先の将来を考えなければなりません。
そこで提案ですが、その入り口として、全柔連等が監修の上、eスポーツとの連動、コラボすればどんな化学反応が起きるでしょう。
・ゲームから始めた人が「実際に柔道をやってみたい」という流れは十分に有り得る。
・さまざまな社会的事情・身体的な事情で柔道を離れてしまった人を、e柔道なら呼び戻しやすい。
・子どもたちが、保護者・指導者の付き添いなしで自主的に練習・学習できる。
・コロナ禍でも関係なし。年末年始で部活動がやってなくても道場が開いてなくても365日24時間練習できる。
ド素人な考え方ですみません。
もちろん、eスポーツと柔道競技を区別しなきゃ様々な弊害もでるのも分かる気がします。
がしかし、柔道人口の普及と振興のために、とても有益なツールの一つであることは間違いないと思いますし、そういう視点から対策を打っていかないと、この問題は打開できないと思います。