
ブログを始めて今日で丸10年になりました。
10年と言っても、それはもう一言では言い表せないほどたくさんの歩みがありました。
当初は、私がまだ現役だったこともあり、指導者としてはへっぽこで、まずは県大会で優勝に導くまでブログを続けてみようってな感じで始めたのがきっかけです。
ところが、素晴らしい生徒や保護者に恵まれ、とんとん拍子で強くなり、目標だった県大会で優勝、夢だった中国大会や全国大会でも優勝することができました。
ただ、不思議なもので、
いくら優勝しても、その時は嬉しいのですが、試合の振り返りをしたとき「もっとベストな指導ができたんじゃないか。」と考えながら、ずるずる今に至っています。
あっ、あと、少し前に巴投げの動画をアップしたのですが、いつの間にか●万回再生とかになっててビックリ!
よかったら、またシェアなりして参考にしていただければ喜びます。
ブログのタイトルにもあるように、
「大切な人を大切にする。」
今後ともどうぞよろしくお願いします。
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さてさて、10年目の一発目はこの話です。
皆様、一度や二度はこんな言葉を耳にしたことがあると思います。
「継続は力なり」
「あきらめたらそこで試合終了」
「石の上にも3年」
「初志貫徹」
などなど…
また、親や先生から
「あきらめず頑張れ!」
だとか、
「頑張れば報われるから」
と言われ、
それが原因で行き詰まったり、先が見えなくなったり、プレッシャーに押しつぶされそうになった経験があると思います。
私も少なからずありました。
「あきらめる」というのは、
「明らかにする」
が語源だというのを聞いたことがあります。
そう考えると、
「あきらめる」とは、執着からの解放であり、気持ちを切り替えること、自分にとって大切でないものを捨て、より大切なものを選択する術なのかもしれませんね。
それと、これはあくまで自分への言い聞かせですが、「頑張ること」や「継続すること」は、手段であって、目的ではないんですよね。
そして、その目的も、もっと先にある目的に合致しているのかを一緒になってアドバイスできる指導者であり続けたいと思います。