美味しいお酒を頂きつつ…

今回は、少し踏み込んだ話をしてみます。



これは柔道競技に限りませんが、
「試合と練習のギャップ」
について、考えたことです。


試合にあって、練習にない、
大きな違い…

それは
「結果を意識してやっているか、やっていないかの違い」
だと思うのです。


このことは、塾生に常々話をしていて、コロナ禍で実戦が無い中、コンスタントに試合をこなしている時とは違って、最後に生きてくるのは普段から培ってきた選手の「意識の置き方」なんだよ、と…

・試合勘とは何なのか。
・試合になると具体的に何が変わるのか。
・自分の状態は今どうなのか。

それらを、過去の自分を振り返り、今の自分を考えて、認識しておくことが必要です。


来月、全国高校選手権の開催が予定されていますが、まだ予選も行われていない地区もあったり、東京都予選は大会終了5日後に全国大会とのことで調整が十分でなかったり、選手はかなり不安だと思います。


しかしながら、先ほど述べた「意識の置き方」を認識し、それを理解した上で、任務を遂行できる者こそが勝利をグッとたぐり寄せることになるでしょう。


二年前に全中で優勝した教え子も、過去の実績から日本一を狙える位置にいますが、その部分を押さえておくことが絶対条件です。


ただ、彼ならやってくれると信じています。